アルガルベカップ2015なでしこJAPAN惨敗で大丈夫?

ポルトガルで開催され毎年参加している伝統のアルガルベカップ。

昨日はグループリーグ最終戦のフランス戦が行われました。

今大会、初戦のノルウェーにまさかの敗戦を喫し、2戦目の開催国ポルトガルには先発総取っ替えでのぞみ初勝利。

決勝進出を懸けたグループリーグ1位には、最終戦のフランスで勝たなければいけないという状況でした。

 

この日のスタメンはGK海堀だけが今大会初スタメン。

フィールドプレーヤーは1戦目と2戦目で調子の良さそうな選手を出場させたと思われます。

フランスは世界ランキング3位の強豪で、佐々木監督曰く「今一番ノッてるチーム」とのこと。

苦しみながらも前半終了間際に川澄のゴールで先制。

しかし後半、3失点を喫し1-3で敗戦となりました。

 

正直、世界に誇るあの華麗なパスワークと切り替えの早さがほとんど見られず、ワールドカップに向けて不安がよぎりました。

パスワークも攻守の切り替えも、フランスのほうが優位に見えたからです。

本当にワールドカップは大丈夫なんでしょうか。

 

たぶん大丈夫でしょう 笑。

 

なぜなら、おそらく今が一番底の状態だから。

フランスは確かに強かったですし、日本はほとんど良い所を出せずに終わりました。

でも、フランスはリーグ戦真っ最中なんです。

片や日本のなでしこリーグは開幕前です。

試合勘もフィジカル面もこれから上昇カーブを描くはずです。

まあ、フランスリーグで活躍している熊谷がミスをしたのは頂けないですけど。

 

なでしこリーグは今月28日から開幕します。

選手たちは4月の1ヶ月でリーグ戦でコンディションがアップします。

5月にテストマッチ2戦を消化、おそらく最高のコンディションでワールドカップにのぞむことができます。

一方の欧米有力国は、9月からリーグ戦を戦い、シーズン終了後にワールドカップとなります。

日本の場合はコンディションが上昇カーブを描きながら本大会にのぞめます

欧米チームは下降するコンディションをできるだけ維持するような状況です。

そう考えると、この時期での今回の結果も理解できるのではないでしょうか。

折しも試合直後のインタビューで佐々木監督は、フィジカル面の無さを痛感した、と語っていました。

そしてそれはある程度折込済みだったのではないか、と。

 

ワールドカップまであと3ヶ月。
選手たちはチームに戻って、試合勘、フィジカルの強化に努めてほしいと思います。
そして、僕たちサポーターはワールドカップ2連覇に期待しようではありませんか。


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