死刑制度廃止の前に殺人犯に厳罰化を

hanging

昨年、東京のラーメン店で隣の席の男性を暴行、殺害した犯人に懲役7年の判決が下りました。

この男、混んでいた店内において足を大きく広げて座っており、隣に男性が座ったところ激昂。

暴行を加え死に至らしました。

しかも、「どうせ刑務所に行くから最後の晩餐」と言って、警察が到着するまでラーメンをすすっていました。

供述では「殺そうと思った」と語っており、明らかな殺意が見て取れます。

明らかに殺意があって1人を殺しても「懲役7年」。
僕が比較対象としたいのは、PC遠隔操作事件です。

4人が誤認逮捕されましたが、主犯の男が捕まり、結果的に「懲役8年」の判決が下りました。

たしかに4人もの人達の人生を狂わせた罪は大きいです。

過酷な取り調べに対し、自供までしてしまった人もいます。

その自白の取り方は「お前と同居している女が犯人だ。罪を認めないとお前の女を逮捕するぞ」というまさに脅迫。

こんな事件、最初からサイバー犯罪のエキスパートが捜査していれば、真犯人なんてあっさり捕まっていたはずです。

メンツ丸つぶれとなった警察は、懲役8年という刑の重さで真犯人に復讐したわけです。

それで、「懲役8年」。

もちろん誤認逮捕された方、その家族たちの思いはツライものであったでしょう。

しかし、生命はもちろん、直接的な身体的被害は無く、金銭が奪われたわけでもない。

それなのに、殺人のほうが1年軽いっておかしいのでは、と思うわけです。

 

被害者目線で考えてみます。

もし自分の愛する家族が被害者だとして、誤認逮捕され仕事も辞めざるを得なくなり、引越しも余儀なくされる。

もし自分の愛する家族が被害者だとして、ラーメン店でいきなり撲殺される。

加害者は、前者は懲役8年で、後者は懲役7年の罪です。

僕だったら納得いきません。

いつ撲殺されるかわからない、という恐怖と、いつウィルスで誤認逮捕されるかわからない、という恐怖では、一般市民としては前者のほうが圧倒的な恐怖となります。

殺人者が街をうろついているわけですから。

しかも、先進国では数少ない死刑制度がある日本ですが、仮釈放の割合が高いのもその特長のひとつなんです。

2013年では、仮釈放率は全体の53.5%と、半数以上の犯罪者が仮釈放となっています。

そして、その内62%が刑期の3分の2から9割以下の刑期となっています。

懲役7年の殺人犯は、早ければ5年4ヶ月で仮釈放となるんですね。

なんか、コワイ世の中です。

 

道路交通法やら危険ドラッグやら、いろいろと厳罰化されています。

一方で、国際的に鑑みて死刑制度を廃止すべき、という声も多くあります。

でも僕は、殺意を持った殺人犯には、被害者感情を考えれば、仮釈放を廃止してもう少し刑を厳しくてもいいのではないか、と思った次第です。


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