大阪都構想否決で橋下市長の今後は

大阪都構想が僅差で否決されたことで、大阪市は現状のままになるとでしょうか。

テレビのインタビューに応える有権者たちは「大阪市がなくるなんてカッコ悪いやん」とか「よくわからんから反対に投票」など、ある意味テレビ局は悪意があるんじゃないかと思わせるような無能な市民の意見が散見されました。

誰がどうみても破産寸前、というかほぼ破産同然の借金経営を続ける大阪市。

今回の否決によって、これまで通り、利権に群がる亡者たちが跋扈する自治体運営となるんですね。

自民、民主、公明、共産が揃いも揃って反対です。

企業も役人も労組も一緒になって猛反対って 笑。

どうせ沈む泥舟だから最後まで甘い蜜を吸おう、的な考えにしか見えません。

自分の意見も持たず、洗脳されるがまま反対に票を投じた人たちは、どうぞこれまで通り税金の無駄遣いをしてください、と言ってるみたいです。

 

たしかに橋下市長のイメージは悪いのかもしれないし、彼だって私腹を肥やしてないなんて断定できませんが、少なくとも赤字を垂れ流し、既得権益に群がるような政治を変えようとしていました。

まあ、なんとなくですけど、財政問題から目を反らせて市長の人格やイメージを落とす作戦み持ち込んだ反対組の戦略勝ちといったところでしょうか。

反対派の言う都構想のデメリットがなかなか面白かったです。

都になるからといって赤字が解消される確約にはならない、だって。

そんなこと言ったら、今まで通りだと第二の夕張市になるのは決定事項だし 笑。

ま、二重行政と利権政治で何年もつのか、の指標となる意味では、今後の行政に注目が集まるのではないでしょうか。

 

橋下市長は任期限りでの政界引退を明言しました。

でも政治家転身するときも「2万パーセント無い」と言っていながら一週間後に出馬表明したので、いつまた政治家に戻るかわかりませんが。

しばらくはテレビ番組にひっぱりだこでしょうね。

ただでさえ歯に衣着せぬ物言いなのに、元政治家の肩書となるわけです。

ひょっとするとですが、やしきたかじんとか上岡龍太郎クラスにおお化けするかもしれません。

会見で見せたひょうひょうとした物言いも、すでにタレント性抜群な受け答えでしたし。

でも橋下嫌いな朝日系列のテレ朝からは声がかからなかったりして。

それはそれで他局に出演して、色々と語ってもらいところでありますが。


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