死の臓器のあらすじネタバレ感想

wowowドラマ『死の臓器』全5話を見終えました。

いつものごとく、同名小説のドラマ化ですね。

主演は小泉孝太郎、主要キャストは武田鉄矢、小西真奈美、豊原功輔、柴俊夫、小木茂光など。

 

あらすじは、腎臓の臓器移植に関しての闇ルートや現代の課題を提起させるような内容です。

青木ケ原樹海で撮影中に女性の遺体を発見したテレビ制作会社ディレクターの小泉孝太郎。

現場検証にきた刑事、豊原功補と知り合いに。

女性の遺体には臓器摘出の手術痕が。

大病院の院長、小木茂光は救急患者のカップルともに臓器摘出の手術痕を疑問に感じ、警察に通報。

執刀したのは小さな病院の院長、武田鉄矢でした。

小泉孝太郎は、武田鉄矢が臓器売買に関わっているとの報道をします。

一気に世間のバッシングを浴びる武田鉄矢。

また、遺体の女性は台湾人であったことが判明し、小泉孝太郎は身元を詐称し台湾の臓器売買ブローカーとの接触に成功、樹海の遺体は台湾人ドナーであったことを突き止めます。

しかしブローカーにマスコミであることがバレた小泉孝太郎。

遺体女性の妹を人質に取られます。

刑事は、台湾のブローカーが元製薬会社社員であることを突き止めます。

日本に戻った小泉孝太郎は、遺体女性の臓器提供先が国会議員の柴俊夫の娘であること、執刀医は後援会長を務める小木茂光だったと確信。

ブローカーは製薬会社時代に小木茂光と知り合いでした。

ブローカーも、小木茂光も柴俊夫も逮捕されます。

が、台湾人を殺したのは、柴俊夫の娘でした。

糾弾された武田鉄矢は、元患者たちが支援の声を表明し、臓器売買とは無縁であることが証明されます。

報道番組に生出演した小泉孝太郎は、反省と臓器移植に関して独自の解釈をアツく語りすぎ、上層部からお叱り。

同僚で元恋人の小西真奈美が「会社をやめる」と言って孝太郎のもとを去ってエンディング。

 

そこそこ良くできたシナリオだと思うんですが、配役に難あり、です。

開始当初は武田鉄矢を悪役、小木茂光と柴俊夫が善玉みたいに描かれますが「どうせ逆になるんだろ」とスグにわかってしまいます 笑。

刑事役の豊原功補はいつも通りのwowowドラマの刑事でした 笑。

なんといっても小泉孝太郎、演技がヘタすぎです 笑。

芝居がかりすぎる演技に失笑することしばしば。

最後の「生放送で激白シーン」なんて、見ているほうが恥ずかしいぐらいでした。

小西真奈美は安定感抜群ですけど、実は武田鉄矢の娘だった、という筋書きはいくらなんでもなぁ、といったところです。

 

本作は「レストア腎移植」が争点となっていますが、現実社会でも未認可な移植手術だそうです。

厚労省やら病院やら製薬会社やらの思惑があるんでしょうね。

たぶん、現実はドラマよりももっと汚い闇があるんだろうなあ、と昔から僕は思っているんですけど。


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