エクストラクションのあらすじネタバレ感想

映画『エクストラクション』を鑑賞しました。

見始める前はブルース・ウィリスが主演かと思いきや、実際はケラン・ラッツという個人的には多分初めて見る俳優ではなかろうか、と。

さらに、『エージェントマロリー』で主演を務めた格闘女優、ジーナ・カラーノが主演女優級で出演しています。


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あらすじは、CIAエージェントの親子が殺された母の敵を討つお話。

CIA捜査官のブルース・ウィリスは潜入していた組織に身元がバレ、拷問にあうも反撃して皆殺し。

しかし妻子の命が狙われており、彼は同僚に自宅へ急行させますが、息子の目の前で妻が射殺され、息子は間一髪で間に合った父の同僚に命を救われます。

10年後、主人公の息子もCIAで勤務しており、あらゆる技能で優秀な成績で、本人は父同様に現場捜査官への転属願いを出し続けていますが受理されず、事務方として働いています。

ある日、世界中の通信を傍受しハッキングが可能なコンドルという装置の輸送を担当していた父が、装置と共に拉致されてしまいます。

事務方として調査していた重要人物が犯人では、との心当たりがあり、父とコンドルの捜査を担当したい主人公ですが、私情が絡むとして上層部は許可しません。

結局、単独行動しないよう護衛付きで帰宅させられますが、車中で三人をボコボコにし、単独行動に。

主人公逃走を知った上層部は、捜査官ジーナ・カラーノに彼の拘束と事件の解決を指示。

コンドルが起動する24時間以内に直接停止する必要があります。

主人公は犯人と考える武器ディーラーの弟が出入りしてるバーに乗り込み大乱闘。

窮地に立たされるもジーナ・カラーノ登場で形勢逆転、弟の所在を聞き出し、二人で向かいます。

実は二人は元恋人同士で、ジーナ・カラーノは上層部の命令を無視して二人で行動を始めたのでした。

弟の手をドライバーで机に突き刺すという方法で、闇ディーラーがいるクラブについて聞き出します。

その頃CIAには拘束されたブルース・ウィリスがビデオメールで主人公が追う闇ディーラーとは別の犯人の名を告げていましたが、ジーナ・カラーノ経由でその話を聞いた主人公は疑問に感じます。

二人はクラブに潜入するためジーナ・カラーノの友人宅に向かい、クラブ向けに着替え、再会のキスしようとするも、集中せねば、としておあずけ。

クラブに潜入すると、ジーナ・カラーノは主人公とキスし、友人女性とキスし、闇ディーラーの気を引いて、二人でプライベートルームに連れ出すことに成功。

主人公に同僚から連絡が入り、CIAが彼を暗殺するよう極秘指令したことを知り、さっそくカンフーマスターの暗殺者と対峙。

ジーナ・カラーノはなぜか闇ディーラーに素性がバレており、彼らの策略にハマり、ボコボコにされ、主人公にSOSするも、カンフーマスターを退治した主人公が到着したときにはジーナ・カラーノが捕まって連行された後。

ジーナ・カラーノの友人女性のトチ狂った運転で後を追い、工場へ。

1人で潜入し、向かってくる何人かを次々倒すも、闇ディーラーの放った毒矢で気絶。

椅子に拘束されていて、気づくと隣に父のブルース・ウィリスも椅子に拘束されています。

父は息子に、ここに来ることを知っているのは誰だ、と聞くと、父の元同僚で現在は主人公の上司にあたる男だけ、と答えます。

ため息をついておもむろに立ち上がるブルース・ウィリス。

なぜか父は拘束されていませんでした。

混乱する息子に事情説明する父。

CIAが自分の素性を横流しし、結果的に母さんが殺され、その復讐のため闇ディーラーと共謀してコンドルを奪った、と告げるのでした。

ブルース・ウィリスは拘束されているジーナ・カラーノにもとに行き、彼女が持っていたコンドルの停止キーを奪います。

ブルース・ウィリスと闇ディーラーはコンドルを闇取引、そこにロシア人の買い手が現れます。

買い手の前でコンドルの動作確認を行い本物であることを確認し、停止させます。

実はこの買い手のロシア人こそが過去にCIAからデータをリークし犯罪組織に横流ししていた張本人で、ブルース・ウィリスは買い手の部下を射殺、ひざまづいた彼を見て、銃を主人公に渡し、家族の復讐を遂げろ、と言います。

これまで一度も人を殺したことがなかった主人公ですが、引き金を引くのでした。

そこに現れたのが父の元同僚で主人公の上司。

なぜか彼に銃を向けるブルース・ウィリス。

真相は、元同僚が巨額の金を儲けるべくコンドルを闇取引しようと闇ディーラーとブルース・ウィリスに声をかけ、ブルース・ウィリスは復讐のためあえて計画に乗ったのでした。

主人公の息子が単独で捜査を進めたので邪魔になり、暗殺指示を出していました。

大金を欲する上司は、闇ディーラーたちとジーナ・カラーノを加えたブルース・ウィリスたちの銃撃戦の中、コンドルを奪って逃走。

主人公が後を追い、カーチェイス。

最後は上司のクルマに横から激突し、事故死させ、コンドルを確保、父達のもとへ戻るも被弾したブルース・ウィリスは息子の中で息を引き取りました。

主人公はコンドルにライフルを撃ち込み破壊し、ジーナ・カラーノらと工場を後に。

後日。

ジーナ・カラーノの元に携帯電話が届き、主人公と久々の会話、彼は「古い友人の所へ」と言って電話を切ります。

彼の目の先には闇ディーラーが。

闇ディーラーがクルマに乗り込んだことを確認すると、手にしていたスイッチを押し、クルマごと爆破してエンディング。

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いや、ブルース・ウィリスが主演でないことに途中で気づき、映画自体も90分を超えない時間のため、B級映画なのかと思いきや、終わってみれば個人的には楽しめた映画でした。

なんというか、監督ががんばったなぁ、という感じです。

ムダに景色映像などが多く、たぶん、説明は必要最低限に、というアイデアなのでしょうか。

ただ、残念だったのは、最後にロシアマフィアに復讐を遂げた後からかなりハイテンポになって、真相の部分を理解するのに大変だったこと。

さらに、ジーナ・カラーノの格闘シーンも他のシーン同様にう動きすぎるカメラワークで見辛かったこと。

格闘シーンこそ彼女の見せ場だと思うんですけど。

それにしても相変わらず、島崎和歌子とスティーブン・セガールを足して2で割ったような顔だなぁ、と 笑。

主人公や友人女性とキスするシーンは彼女のファンなら見ておかねばなりません。

『エクストラクション』、なかなかどうして、けっこう個人的には楽しめた映画でした。


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