クーデターのあらすじネタバレ感想

映画『クーデター』を鑑賞しました。

原題は『NO ESCAPE』です。

オーウェン・ウィルソン主演で、元007のピアース・ブロスナンも出演しています。

 

あらすじは、赴任した東南アジアの某国でクーデターが起き、ほぼ全国民から命を狙われ、逃げ切ろうとする家族のお話。

オーウェン・ウィルソン演じる主人公は、水道事業会社に勤務し、東南アジアの某国に妻と幼い娘2人たちと海外赴任となります。

移動の機内で出会ったピアース・ブロスナンは陽気なアジア好きおじさんで、ホテルまでのタクシー(トゥクトゥク)までも手配、同乗します。

到着したホテルは豪華ホテルで白人が多く宿泊するホテルでした。

翌朝、英字新聞を買いに出かけたウィルソンは、大規模な暴動の民衆と警官隊が衝突する場面に遭遇、急ぎホテルに戻ろうとしますが、民衆の一部から命を狙われます。

多くの死体を目にしながら、ホテルの到着。

従業員たちが民衆の乱入を阻止していましたが、あっさり破られ、民衆はホテル内に。

家族と部屋で合流できたものの、長女はプールに行っており、ウィルソンは妻子を残しプールへ。

プールで長女を見つけるも民衆に命を狙われますが、危機一髪、ブロンスナンが駆けつけて救われます。

部屋の妻子は民衆の捜索隊に見つかる寸前でしたが、ウィルソンと合流、屋上に避難します。

ホテルの周囲は民衆に囲まれ、皆殺しすると奇声をあげています。

救助のヘリが駆けつけた、と思いきや、民衆のヘリで、一斉掃射が始まり、次々と人が死んでいきます。

隣ビルに決死のダイブで逃げ切るも戦車砲で撃たれ、瓦礫に隠れ、ウィルソンは民衆の一人を殺し、家族全員で変装し、アメリカ大使館に向かいます。

しかしアメリカ大使館もすでに襲撃された後で、またも追われる立場に。

匿ってくれた老人宅の庭で、ついに絶体絶命の瞬間を迎えますが、ブロスナンに救出されます。

避難先で全ての事情を聞くことに。

某国の生活インフラを抑え、乗っ取りを企てていたとのこと。

最後の水道事業を抑えようとしたときに民衆が気づき、白人排他の行動に出た。

ブロスナンは乗っ取りの先鋒として気立ての良い白人を演じ、着々と計画を進めていた役割、ということでした。

彼ら民衆も白人を殺すことが目的ではなく、家族を守るための行動だ、というブロスナン。

そこにまたも襲撃され、川を3km下流に行けばベトナムで、民衆の手が及ばない、ということで、家族はベトナムを目指します。

ブロスナンは車に轢かれ死亡。

銃撃の中、奪ったボートで川を下り、無事ベトナムに入国。

後日、病院のベッドで家族ともども抱き合ってエンディング。


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正直、期待せずに見始まったのですが、なかなか見応えある映画でした。

土地勘は一切なく、言葉も一切通じず、ただひたすら命を狙われる恐怖。

個人的には、某国という設定ながらも、たぶんロケはタイだったんだろうなぁというのも気に入った点ですが。

B級映画だと勝手に思っていたんですけど、それなりに大規模な場面も多く、それなりにお金もかかっていたんだろうなぁ、と。

『クーデター』、ヘンなホラーものやゾンビものより、十分に恐怖を感じることができる映画です。

 

 


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