トリプル9裏切りのコードのあらすじネタバレ感想

映画『トリプル9 裏切りのコード』を鑑賞しました。

ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、ケイト・ウィンスレットらが出演していると知り、しかもクライムアクションだというので、楽しみに観始めてみた映画です。

さて、期待以上なのか、期待はずれに終わるのか、どういう感想を持つことやら。


トリプル9 裏切りのコード [Blu-ray]
あらすじは、ロシアンマフィアに脅される刑事やその仲間が

元軍人のキウェテル・イジョフォーら刑事を含む5人組が銀行を襲撃し、ボスから指示された貸金庫を強奪。

指示するボスとは義姉のケイト・ウィンスレットで、収監されているロシアンマフィアの大ボスの妻。

事情を全く知らない嫁と幼い息子は義姉に囲われており、彼女らを人質のようにしてキウェテルらに犯罪に加担させていました。

「これが最後の仕事」というのはマフィアの常套文句で、さらに追加仕事が。

断りかけるキウェテルでしたが、仲間の一人がムゴイ殺され方をし、仕方なく残った4人で請け負うことに。

その仕事とは、国土安全保障省内から資料を強奪すること。

ロシアンマフィアの大ボスを釈放させるために証拠を強奪する目的。

国土安全保障省は強固な警備のため、仕組んだ作戦は、警官殺しで警察の目をそちらの現場に向かわせ、警備を手薄にする作戦。

警官殺しでは、コード999が発令されます。

4人組の一人アンソニー・マッキーは刑事で、新たに相棒となったのがケイシー・アフレック。

日常の捜査の傍ら、アンソニーは強盗の準備などを進めるため、ケイシーに嘘をついて、情報屋から聴取といって活動。

襲撃の日。

4人組の一人アーロン・ポールは、仲間だった弟がマフィアに殺され、自分はドラッグに溺れ、警察の捜査が近づいていることも知らず、今回の襲撃作戦も反対し、他の3人から厄介者と思われるように。

アンソニーは相棒のケイシーを連れ地元ギャングが群がる廃墟に潜入。

ケイシー赴任の時に彼と揉め事を起こしたギャングのせいにさせる作戦ですが、寸前で失敗。

なんと、4人組の一人アーロン・ポールが裏切って、ケイシーを救おうとしたため。

結果的にギャングは撃ち合いの中で死亡、アーロンとマイケルは相撃ちに。

何も知らないケイシーはアンソニーが撃たれたためコード999を発令し、結果的に警官たちは現場に急行。

携帯電話で起動するミニ爆弾を効果的に使い、保障省の警備員たちを脅して作戦は成功。

奪ったブツをケイト・ウィンスレットに渡すも、あっさり彼女に裏切られ、妹や甥っ子たちから嫌われることを嫌がって、ケイトはキウェテルを殺すことはせず、その場を離れます。

しかし裏切りを読んでいたのか、キウェテルはブツに忍び込ませた爆弾を携帯電話で起動させ、ケイトたちが乗った車は爆発するのでした。

仲間の一人で悪徳警官のクリフトン・コリンズJrが、次の仕事までお別れを言いにキウェテルのもとに。

別れの言葉を言った後、クリフトンはあっさりキウェテルを射殺し、助手席に置いてあった報酬の現金を持ち去ります。

廃墟で殺されたギャングが所持していたメモから、マイケルの策略、自分が殺される計画だったこと知ります。

また、銀行強盗のときから犯人たちを追っていたケイシーの叔父のウッディ・ハレルソン刑事は、ケイシとーともに彼らが銀行強盗団で、最後の一人が誰かを考え、警察内部の者と断定。

過去の事件を洗い、クリフトンであることを確信します。

病院で意識不明の重体のマイケルを殺しに来るクリフトンですが、そこにはケイシーがいて手を出せず、二人はお互いを疑いながら駐車場へ。

お互い何も出来ず、ぞれぞれ自分の車に向かい、クリフトンが運転席に座ると、後部座席にウッディ・ハレルソンが。

撃ち合う二人。

銃声を聞いたケイシーはコード999を無線連絡してエンディング。

スポンサーリンク

惜しい、非常に惜しい映画です。

キャストも良く、題材も良いはずですが、はっきり言って「誰が主人公なのかわからない」という大きな欠点が。

ひょっとしたらあえてそういう描き方をしたのかもしれませんが、個人的には相性が悪かったです。

それほど多くない登場人物なのですが、それぞれの人物視点から描く場面が多く、それゆえ、観る側の視点が定まりません。

主人公が不明で視点が定まらない、というのが個人的にあいませんでした 泣。

でも逆に言えば、そういう描き方が好きな人にはたまらなく好きな映画のひとつになるのではないでしょうか。

『トリプル9 裏切りのコード』、個人的にはホントに惜しい映画でしたが、ハマってしまう人もゼッタイにいる映画だと思います。


スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る