ランスアームストロング ツールドフランス7冠の真実のあらすじネタバレ感想

LanceArmstrong

 

映画『ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実』を鑑賞しました。

まぁ、映画と呼んでいいのか、ドキュメンタリー作品なのかビミョーなところですが、もともとは彼の復帰を映画化するために撮影をしていたので、映画ということになるんでしょうか。


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あらすじは、ランス・アームストロングの栄枯盛衰を描いたお話。

ランス・アームストロングはツール・ド・フランスで史上初の7連覇を達成した自転車界の英雄でした。

そして、その前には生存確率50%の精巣ガンを発症し、選手登録を抹消され、過酷なリハビリをこなし、選手として奇跡的な復帰を遂げてたことも大きな理由のひとつです。

96年10月にガンが見つかり、98年に復帰、99年から05年までツール・ド・フランス7連覇後引退、09年に再復帰、11年に再び引退。

この映画はもともと、09年の復帰を栄光の復活劇として映画化することが主題でした。

しかし、ドーピング問題によって製作が頓挫、その後のドーピング疑惑と本人インタビューなどを交えて、2013年に公開されました。

内容も、過去の栄光や復活劇すべてにドーピング疑惑がかかっていること、関係者や本人の証言で構成され、当初の目的とは異なった完成となりました。

当初からドーピング疑惑がついてまわっていたランスですが、疑惑は疑惑のまま7連覇後に引退。

しかし09年に復帰したことから、色んな人の色んな思惑から大きなうねりとなって、ついには自らの口から真実を明らかにすることに。

 

映画では、元チームメイトたちやその妻、専属医師などもインタビューを受けており、擁護する立場、追求する立場、それぞれの立場から、あのときはどう思っていたのか、というようなインタビューが流れます。

ランス・アームストロングは最終的に7連覇時のドーピングを告白しましたが、復帰した09年からは認めていません。

状況証拠では明らかにドーピングしてるんですけど。

 

この映画を観て感じたことは、、7連覇中の当時はほぼ全ての選手がドーピングしていたこと。

ほんの一握りの選手だけが、手を染めていなかったこと。

英雄だったランスに金が集まり、その金に群がる権力者たちが多かったこと。

ランス自身も絶対王者と君臨し、その絶大な権力を選手同士のみならず、大弁護団を結成してもみ消しに躍起になっていたこと。

なんだかすごく汚いものを見せられたな、という印象です。

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今回の映画内ではほとんど名前が挙がってこなかった、ナイキ、トレック、オークリーなど大手メーカーも知っていたけど知らないフリをしてたんだろうなぁ、と思えてしまいます。

それだけ当時の自転車界ではドーピングがフツーの行為だったし、しない方がおかしい、という風潮でした。

メーカーとしては強い広告塔であってほしかったはず。

オークリー社員だけが映画内で、一度は罪を認めようとしたけど司法の場で「知らない」と嘘をついたと非難されてましたが。
さらに09年以降のドーピングを認めない理由として、認めてしまうとさらに迷惑がかかる人達がいるから、と製作サイドはコメントしています。

一体何なんでしょうか。

 

以下、自問自答です。

罪を認めたから無罪放免か?

僕は違うと思います。

09年以降のドーピングを認めてないから違うと思うのか?

そうではない。

絶対権力を行使して、告発する人たちの人生を狂わせたことについては?

最悪な行為だと思う。

じゃあ最善な解決方法は?

・・・・・・。
などなど自問自答を繰り返すんだけど、結局自分の中では消化不良のまま終わってしまいます。

 

ランス・アームストロング問題だけを取り上げても、ドーピング問題は解決できず、かと言ってドーピング問題を解決するにはどうすべきか、と考えるとこれもまた非常に難しい問題です。

個人的にはいっそのこと、ドーピングも肉体改造も全て認めた「半サイボーグ」の各種大会を開催すればいいのに、と考えてしまうのですが。


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