ふたがしらのあらすじネタバレ感想

wowowドラマ『ふたがしら』全5話を鑑賞しました。

このドラマ、wowowのドラマでは珍しく時代劇なんですね。

松山ケンイチと早乙女太一のW主演とでもいいましょうか。

成宮寛貴と菜々緒が共演となっています。

 

あらすじは、盗賊一味の内輪モメ、といったところでしょうか。

「脅さず殺さず傷つけず、汚ねえ金を根こそぎいただく」というモットーの盗賊一味。

ある日、頭領が死んでしまいます。

死の間際、松山ケンイチと早乙女太一の手をとって「後は任せた」と言い残して。

しかし遺言状には、殺しを厭わない冷徹な成宮寛貴を跡目と指名されていました。

一味を見限った二人は、さらに大きな組織を作ることに奔走する物語。

タイトルの『ふたがしら』は、おかしら(頭領)が2人いるという意味。

で、亡くなった頭領のホントの願いは『みつがしら』だったことが判明。

冷徹な成宮寛貴を止めるのは2人しかいない、という思いでした。

でも成宮寛貴はたぶんこのことを知らないはず(間違ってたらごめんなさい)。

最後は松山ケンイチと早乙女太一をハメようと罠をかけるも、さらにその裏をかかれ、一味は壊滅状態に。

命だけは助けられた成宮寛貴は菜々緒にしだれかかって「うぉー」と咆哮して終わり。

 

んー、時代劇なんて最近ホント見る機会が無かったのでそこそこ楽しめました。

松山ケンイチのオーバーリアクションとか、早乙女太一の舞台がかった芝居とか、成宮寛貴のやや演技力不足感とか、菜々緒の演技力皆無だけど悪女臭むんむんとか。

時代劇ってちょんまげ着物なんで髪型や服装でごまかせないから演技力がもろわかりなんですね。

尺としては全5話でなくて4話でも十分だったような、という感じは否めません。

気になったのは「脅さず殺さず」だったときはともかく、成宮体制となった殺人強盗集団のときはもう少し役人側も出てこないとおかしいのでは、という点。

命乞いする女性までも惨殺する凶悪集団なのに、捜査が及ぶような描写が全く無いというのが気になるところでした。

最後は2人に殺されず生きながらえさせられた成宮寛貴の悔しさと憎悪の咆哮で終わるんですけど、シーズン2、あるんでしょうかね。

wowowのドラマには珍しいエンディングだったと思います。


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