残念すぎるサッカー東アジアカップ2015の結果

サッカー東アジアカップが男女ともに開催され、日本は男子が最下位、女子のなでしこは3位と残念な結果となりました。

第一戦の北朝鮮戦では男女どちらも負け。

第二戦の韓国戦は、男子が引き分け、女子が負け。

第三戦の中国戦は、男子が引き分け、女子が勝ち。

男子は2分け1敗の最下位、なでしこは1勝2敗の3位でした。

 

男子は国内Jリーグからの選考でした。

いわば日本人Jリーガー最強のチームですね。

ところがフタを開けてみればロクな試合ではありませんでした。

初戦では川又の1トップ、永井のシャドーと名古屋コンビで前を固めましたがことごとくボールが収まらず、よもやの敗戦。

2戦目は大した見せ場もなく1-1のドローに。

というのも、「縦に急ぐサッカー」を封印し、ある程度のポゼッションを高めたがゆえの「見せ場無い」試合となったのも確かです。

必勝を期したはずの3戦目でも2戦目と同様な戦いでドローに終わりました。

全戦を通じて、確かにハリルホジッチ監督の不可解な采配も感じましたけど、結局のところ、選手たち個々の力は東アジアで飛び抜けているわけではない、ということに気付かされました。

今年のJリーグ1stステージを無敗で優勝した浦和レッズでさえACLではグループリーグ敗退したことを思えば、そう簡単に勝てるわけないよな、と思い出させてくれたわけです。

そんなわけで、ホントに簡単にまとめるならば、巷で言われている通り、Jリーグのレベル向上しか道は無いのではないか、と思った次第です。

個人的に期待した宇佐美も柴崎もほとんど輝きを放ちませんでした。

 

一方のなでしこジャパンは、ワールドカップ準優勝直後の大会なので、リオ五輪に向けた若返りと底上げに重点を置いた大会でした。

しかし、良く言えば及第点止まり、なかなか期待の新星という選手は現れなかったように思います。

正直、前途多難だなあ、と。

大儀見や宮間の次を担う選手の出現は難しいところだな、と。

こればかりは一朝一夕に新星が出現するわけではないので、男子同様、日頃の切磋琢磨に期待するほかないのかなぁ、と。

 

今回の東アジアカップ、男女ともに、痛い目に遭うことで、改めて現在の立ち位置を再確認できた、という意味では良かったのではないでしょうか。

期待して観戦した人にとっては大変残念な結果でしたが。

ヘンに3連勝しようものなら、過信になってしまうところでした。

五輪予選やW杯予選に向けて、今一度、気を引き締めなおしてほしいところです。


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