闇の伴走者~編集長の条件のあらすじネタバレ感想

wowowのドラマ『闇の伴走者~編集者の条件』全5話を鑑賞しました。

松下奈緒と古田新太のコンビによる、前作『闇の伴走者』の第2弾です。

前作、闇の伴走者のあらすじネタバレ感想はコチラです。

引き続きの登場人物だし、時系列的にも繋がっているため、前作を観てからのほうがより楽しめます。

スポンサーリンク

闇の伴走者~編集長の条件のあらすじネタバレ

あらすじは、漫画雑誌編集長の死の真相を探るお話。

調査会社の調査員、松下奈緒は漫画誌編集長の岩松了の死について調査依頼を受けます。

編集長はマンションの屋上から転落死で、警察の見解は足を滑らせての事故死、でした。

彼は死の直前、漫画界の巨匠と呼ばれた漫画家の「幻の画稿」を妻に返却おり、彼の死はその画稿が関わっている、と考えてました。

フリーの漫画編集者の古田新太は、死んだ編集長の後任として、漫画雑誌の編集長に就任。

そこで松下奈緒と古田新太は3年ぶりの再会。

松下奈緒は編集長と別居していた妻や彼のマンションを訪ねたり、幻の画稿の出所を調べるうち、闇取引の古本屋が存在を知ります。

古田新太は編集担当の今野浩喜の領収書に疑いを持ち、さらに彼が担当する漫画に編集者の死に方と同じ描写を発見。

出版社社長の平泉成にこの件を訪ねると、今野浩喜の祖父に恩があるから、と言われ調査を断念。

闇取引の古本屋リストには謎の領収書の会社も記載されていて、おとり捜査の結果、今野浩喜が闇取引に関わっていて、それは出版社の専務も公認していました。

死んだ編集長は死の1週間前に専務たちの闇を知り、彼は今野浩喜が持っていた絵、それが幻の画稿でした。

死んだ編集長はそれをを持ち主へ返却しようとしていた矢先の死でした。

しかし今野浩喜たちは編集長を殺していない、と供述。

古田新太は幻の画稿が、戦後最大の謎「下山事件」を描いたもので、さらに漫画の原稿ではなく、紙芝居の絵、とも推測。

松下奈緒と古田新太は紙芝居研究家を訪ね、幻の画稿を描いたと思われる紙芝居作家の名を聞き出します。

一方、古田新太の指示で調査を続けていた編集担当は、階段から突き落とされ大怪我し、松下奈緒のマンションにも「手を引け」のメモが。

脅迫に負けず調査続行。

すると20年前に紙芝居作家はビルの屋上から転落し「誰かに突き落とされた」と証言するも犯人は見つからず、警察やマスコミは借金苦からの保険金詐欺を疑っていました。

二人は紙芝居作家を訪ね、死んだ編集長は下山事件の紙芝居原作漫画のファンで、原作者になってもらい漫画を作らせてほしい、と依頼していたことも明らかに。

彼の描いた下山事件は、GHQに裏切られたショックで下山総裁が自殺した、という解釈でした。

紙芝居作家は下山総裁が死んだ線路の近所に住んでいて、当時何度も彼を見ており、事件当日は、去っていく男の姿も目撃したことから、彼は「下山総裁が自分を殺すため殺し屋を雇った」と考えていました。

そして、作家自身も自殺を考え、「落とし屋」を雇った、とも。

それらのことから、作家は編集長自身も落とし屋を雇った、と考えていました。

松下奈緒はビル周辺で聞き込みし、彼が後ろ向きで落ちていき、敬礼のようなポーズをとっていたことが判明。

古田新太は平泉成社長に、なぜ死んだ編集長を雇ったのか問いただすと、編集部の契約社員を解雇するため、と。

しかし編集長はリストラに反対し専務の闇取引を社長に知らせるも説得ならず、会社と部下の上下関係で悩んだ末の自殺、と古田新太は推測。

松下奈緒から敬礼ポーズの目撃談を聞き、古田新太は先々代編集長の津田寛治の犯行と断定。

敬礼ポーズは津田寛治が担当していた漫画の決めポーズでした。

津田寛治は死んだ編集長がリストラを断行しようとしていたことに苛立っており、事件当日には罵倒されまくり、怒りのあまり突き落としたと認めました。

また、編集担当を突き落とし、手を引くようメモを置いたのも彼の犯行でした。

後日、死んだ編集長は別の出版社に頼み込んで、クビにする編集部員たちと一緒に新しい漫画雑誌の創刊をお願いしていた事実も発覚。

古田新太は編集長を辞め、編集部員から新編集長を任命。

松下奈緒は死んだ警察官である父の死の真相を突き止める、と心新たにしエンディング。

スポンサーリンク

闇の伴走者~編集長の条件の感想

まぁ、津田寛治が怪しいというのは最初の段階で気づいてました 笑。

やたら好印象だし、それでいて出番が少なく、それでいて津田寛治の役ですからね。

死の真相に近づいていくのは見ていて面白かったです。

が、結末を知ってしまうと、いくらなんでも、と思ってしまう部分も多くあります。

特に、落とし屋って何だ。

金を払って落としてもらって死ぬ、いくらなんでもなぁ。

平泉成社長も最低な人間だったし。

とはいえ、平泉成だから善い役、という概念が通じなかったのは大きかった 笑。

『闇の伴走者~編集長の条件』、漫画オタク的な描写もかなりありつつも、漫画の知識なくてもけっこう楽しめるドラマでした。

たぶん、第三弾もあることでしょう。


スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る