インファナルディール 野蛮な正義のあらすじネタバレ感想

映画『インファナルディール 野蛮な正義』を鑑賞しました。

1980年代のアメリカ南部のルイジアナ州が舞台で、主人公の刑事にウィレム・デフォー、元犯罪者で協力者役にマット・ディロン、悪者組織の親分役にトム・ベレンジャー。

原題はBad Countryなんですが、どうしてこんな日本タイトルにしちゃったんですかね。

確かに原題通りでもどうかな、と思いますが、インファナルディールだけに留めておくとか、野蛮な正義だけに留めておくとか、せめてどちらかにすれば良いものを、両方足すから陳腐に見えてしまいます。


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あらすじは、犯罪組織を追う刑事と警察側のスパイになった男の物語。

刑事のウィレム・デフォーは潜入捜査により盗品宝石の取引現場で犯人グループを逮捕。

プロの盗み屋が背後にいると感じ、捜査の結果、マット・ディロンの存在が判明し、彼を逮捕。

潔すぎる彼の態度に、さらに大物犯罪組織の存在を感じ、刑務所で彼を説得、彼の妻子を保護するという理由で、警察側のスパイとして犯罪組織に潜入させます。

犯罪組織のドンはトム・ベレンジャー。

次々と仲間が逮捕されていくため、当初はコンサルタントがスパイと思い、彼を拷問しますが、潔白を表明したい彼は捜査機関情報を入手し、別のスパイがいることが判明。

犯罪組織の暗殺リストにウィレム・デフォーの名があり、組織に忠誠を誓うなら彼を暗殺しろ、とマット・ディロンに指示が与えられます。

彼の家に侵入し、ウィレム・デフォーに事情を説明、大勢の組織メンバー相手に二人で銃撃戦。

パトカーが来て組織メンバーは逃亡するも、 離れた土地に匿われていたマット・ディロンの妻子が爆死。

傷心のマット・ディロンはスパイを辞め、逃走。

トム・ベレンジャーを逮捕しようとクラブを取り囲むデフォーら刑事たち。

トムが現れれば、そこにマットも現れるだろうという考えもあります。

そしてクラブにトムが現れ、後を付け狙うマットの姿も。

刑事たちも突入。

トムとマットが二人だけの揉み合いになり、マットはメッタ刺しされてしまいます。

そこにウィレム・デフォーが現れ、トム・ベレンジャーを逮捕。

しかしマット・ディロンは彼の腕の中で息を引き取りました。

後日、犯罪組織を壊滅させたとしてウィレム・デフォーが表彰されてエンディング。

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刑事と元殺し屋、男の友情、マフィア、復讐、といった単語だけで片付いてしまう感じでしょうか。

もちろん他のエピソードとして、バカなFBI若造指揮官とか、デフォーが嫌っていた父が突然現れ莫大な遺産をあげると言われるも断るエピソードなどがありますが。

3人の結構な豪華スター達が出演してますが、年代と舞台の州に難あって、みんな髭生やして、根強い黒人排除思想なんかのせいで、とっつきにくい映画かもしれません。

それにしても犯罪者を捜査機関も、すぐに敵の家族をエサにするというのは、映画の常套手段ですね。

『インファナルディール 野蛮な正義』、無骨な男の映画が好きな方には、けっこうハマる映画かもしれません。


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