セルフレス/覚醒した記憶のあらすじネタバレ感想

映画『セルフレス/覚醒した記憶』を鑑賞しました。

主演は元祖「最もセクシーな男」のライアン・レイノルズ、彼に移植することになるベン・キングズレー、ライアンの妻役にはドラマ『アンダー・ザ・ドーム』で保安官役だったナタリー・マルティネスが出演しています。


セルフレス/覚醒した記憶 ポスター/スチール A4写真
あらすじは、記憶だけを別の体に移植するお話。

建築家で超大富豪のベン・キングズレーは余命わずかで、親友でビジネスパートナーのヴィクター・ガーバーに相談します。

ある日、ベンの手元に謎の医療機関を紹介するカードが入っており、疑心暗鬼ながらも連絡。

クローンで作られた新しい肉体に自分の記憶を移植し、新しく、若い人生からやり直せるという極秘の医療機関でした。

アインシュタインなどの有能や人たちを長生きさせねば、という目的の様子で、費用は約250億円。

しぶしぶ登録し、カフェでベンが倒れると、謎の医療機関に連行され、半ば強制的に記憶移行の処置がなされます。

世間にはベンの死亡記事を流し、彼は新しい肉体(ライアン・レイノルズ)となり、医療機関内でリハビリ。

何ヶ月かたち、家と金と新たな身分が用意され、一軒家で一人暮らしを始めますが、副作用防止のクスリを毎日飲まねばなりません。

知り合いができて、毎日代わる代わる女性を相手にし、若さと自由を謳歌してたものの、クスリを飲み忘れてしまい、幻覚を見ることに。

医療機関の男に事情を話すとリゾート地で気分転換しろ、と指示されますが、幻覚で見た場所をネットで検索し、機関の監視の目をかいくぐり、リゾート地に向かわず幻覚で見た場所に向かいます。

向かった先の無人の家に侵入すると、ナタリー・マルティネスが帰宅。

自宅の写真などから、彼女はライアン・レイノルズの妻でした。

突然、機関の男たちが現れ2人を襲撃。

直感的に彼女を救おうとするライアンは、無意識に体が動き、襲撃者たちを格闘で倒し、銃で狙撃し、辛うじて逃走に成功。

ナタリーから事情を聞くと、想像通り、肉体は彼女の夫ライアン・レイノルズそのものでした。

所在不明の医療機関に侵入すべく、記憶移行プログラムの提唱者の動画をネットで見つけ、さらに彼の行動のクセが、医療機関の中心人物のそれと全く同じなため、彼自身も記憶移行したと推測し、彼が老人時代の家に向かい、全ては推測通りで、クスリを飲み続けないと元の人物の記憶で上書きされてしまうということも。

ライアンはベン・キングズレー時代の親友ヴィクター・ガーバーを訪問し、事情を説明。

初めは信じていないフリをしていたヴィクターですが、実は幼い息子を同じプログラムで新しい息子として育てていました。

そして、ベン・キングズレーに医療機関をこっそり紹介したのも彼でした。

しかしその息子もベン・キングズレーも、実際に存在した人の肉体ということを知り、医療機関の襲撃者たちから逃してあげますが、ナタリーと娘が囚われてしまいます。

幻覚を頼りに過去の記憶を辿って医療機関の所在地を特定し侵入するライアンですが、拘束されてしまいます。

そして、襲撃者の一人と記憶交換プログラムにかけられそうになり、寸前、彼はカラの薬莢を口に入れ、プログラムを失敗に終わらせます。

最初の施術の際、金属物が体に残っていると失敗になる、と聞いていたからです。

施術完了したと思わせ、ナタリーと娘を救出、医療機関に放火して逃走。

その後、ライアンの姿のまま、ベン時代のケンカばかりしていた娘に、預かった手紙と言って彼女に手紙を渡し、彼女を涙を見て、お別れを告げます。

そして、目覚めると、ベンの記憶は無くなっており、ライアンそのものの記憶に変わっていました。

ライアンは机上のPCに録画されていた、ベンの記憶で自分に語っている映像を見ます。

ベンは、記憶とともに、ライアンを家族の元に返したのでした。

ベンがナタリーと娘を先に逃していたカリブ海のリゾート地に、ライアンが現れ、妻ナタリーと抱き合ってエンディング。

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感想としては、よくあるパターンだけど、それなりに面白かったなぁ、といったところ。

なんとなくストーリーとか結末とかもわかってしまうんですけど、見続けることができます。

というか、これだけの凄い画期的な記憶移行施術、移行先の人物をフツーの人にするから大問題なわけであって、もう少し考えれば、悲劇的な結末を迎えずに済んだのに、すごくもったいないなぁ、と。

CTだかMRIの少し大きい機械だけで記憶を移すことができるなんて 笑。

『セルフレス/覚醒した記憶』、ベタな展開ながらも、そこそこ楽しんで観られる映画だと思います。


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