ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

映画『ペイン&ゲイン/史上最低の一攫千金』を録画鑑賞しました。

この映画、実話なんですね。

それをマイケル・ベイが監督、マーク・ウォルバーグが主演で、ドゥエイン・ジョンソンやエド・ハリスも共演しています。

 

あらすじは、90年代にマイアミに実際に起きた、誘拐、詐欺、殺人事件の犯人を中心としたお話。

ボディビルで鍛えることが好きでジムのトレーナーのマーク・ウォルバーグ。

アメリカンドリームを掴もうと、ジムの顧客の大金持ちから金を奪うことを計画。

ドゥエイン・ジョンソンともう一人を仲間とし、顧客を誘拐し監禁、拷問して財産の譲渡書にサインさせます。

顔を見られてしまったことから、最後は殺すことにしますが、誤って生き残らせてしまいます。

それでも警察は証言を信用せず、無一文となってしかも生命を狙われるためモーテルに逃げ込み、探偵を雇って証拠を集めさせることに。

一方、犯人の3人組はそれぞれ豪遊。

ドゥエイン・ジョンソンはクスリと浪費癖の女のせいで、あっという間に金が底をつき、個人的に再び強盗を犯すものの、あえなく失敗。

3人組は再び結集し、ポルノ王の異名を取る大金持ちに詐欺を持ちかけるも、口説く最中に誤って殺してしまいます。

証拠隠滅してバラバラにしてドラム缶に埋めて投棄します。

その間、証拠を押さえた探偵が警察へ連絡、3人とジムの経営者は逮捕され、ドゥエイン・ジョンソンだけは公判中に自白したことから懲役15年のち釈放、他は死刑判決となりました。

 

実話なんですけど『事実は小説より奇なり』。

犯人たちも、その取り巻きも、警察も、みんな「これでもか」というぐらいお馬鹿さんです。どうしようもないお馬鹿さんです。

おそらくこの映画を観た誰もが「どうせ罪を犯すなら、もう少しうまく立ちまわるのに」と思うことでしょう。

すぐに人の言うことを信用し、無計画という名の計画性、すぐキレる。

作品としては限りなくコメディタッチで描かれていて、何となく憎めないキャラというか、愛されキャラみたいな3人組ですが、実際の犯行は残虐極まりないヒドイ連中です。

撮る人が撮って、演じる人が演じれば、これだけ面白い映画になるもんだなぁ、とヘンに感心してしまいました。


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