400デイズのあらすじネタバレ感想

アメリカの映画『400デイズ』(原題:400days)を鑑賞しました。

上映時間は90分だし、俳優陣も知らない人が多く、観る前からB級映画に分類されているであろうことに気づきます。

監督のマット・オスターマンも、どうやらこの作品が初なのか、この作品以外では見当たりません。

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400デイズのあらすじネタバレ

アメリカの科学会社が、素人向けに長期宇宙飛行の実験を実施。

4名を地下施設に閉じ込め、400日間の滞在に成功すれば賞金、という内容。

4名の内訳は二日酔いで参加した船長役、金髪女性、中年男性、小柄男性。

多くの報道陣に見守られ、4人はマンホールのような入口から地下施設に。

地下施設の中は真っ白を基調とした宇宙船の居住区とロケットのコクピットを模した空間。

模擬発射のシミュレーションに成功し、宇宙空間に出たことに。

26日目、大きな揺れと音、警報を見て4人は事故シミュレーションの訓練と考えるも、本部の応答なし。

218日目になっても連絡取れず、次第に4人は険悪なムードになったり、幻影を見るように。

373日目、パンツ一丁で死人のような謎の男が侵入してきて介抱するも、しばらくすると彼は消えており、施設内は低酸素状態に。

しかし地上に出てしまうと失格のため、マンホールのような出入口ではなく、換気口から地上の様子を見ることに。

すると、寒く、闇の世界で地面は砂だらけとなっており、砂を採取して分析すると、月の砂の成分であることが判明。

4人は意を決して外に出ることにし、宇宙服を着込んで出発。

闇の砂の世界を1時間ほど歩き、一軒家を発見するも無人で、写真によって侵入してきた男が住人であることが判明。

地図を見つけ、バツ印が付いていない方面に向かうと、何軒かの店や建物が続くストリートで、照明もついて明るいものの、ひとけはなし。

ここでようやくヘルメットを外す4人。

死人のような食堂の店主に遭遇し店内に案内にされるも、数名の客も死人みたいな感じ。

4人のうち1人は「彼らは会見に来ていた報道陣」と言い出すも他の3人は納得できず、食堂の店主に事情を聞くことに。

彼は「光の塊が月に衝突して月が割れ、月の砂が地球に降り注ぎ、生存者は我々だけだ」と。

報道陣発言した男は、店主のイヤホンに気づくも、女性客と店を出ると行方不明に。

さらに、残った3人のうち1人も幻影を追いかけ行方不明に。

残された男女2人も砂嵐で別れ別れに。

399日目、はぐれた男は厨房で店主の妻に刺されるも仲間の女性に助けられ、最初の一軒家に戻って治療。

実は2人は元婚約者同士で、結婚直前に女性から別れを切り出され、破談に。

男はその理由を問いただすと、実験2週間前に主催者の科学会社社長から、別れないとメンバーから外すと言われいたことを告白。

2人は地下施設に戻るも、店主や客たちが包丁や銃などを持って侵入。

対抗した2人は店主に包丁を突き刺し返り討ちに。

すると、地下施設のスピーカーから社長の声が。

実験成功おめでとう、大勢の人たちが君たちを待っている、と。

2人は顔を見合わせ、手をつなぎ、外に出ようとして「400日目」と表示され、エンディング。

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400デイズの感想

鑑賞時間を返してくれ、というのが直後の率直な感想でした 笑。

全てが実験の一部ということには納得いきますが、死んじゃった人はどうなの?という疑問。

また、社長の声さえも事前に録音されていて、実際は月が粉々になって地球に降り注いだのかもしれない。

そのへんの「真実」は一切明かされぬままのエンディング。

まぁ、百歩譲って「あとは自分で考えてね」という終わり方はアリだと思うし、こういったB級映画こそ、そういう終わり方を得意としていますが、伏線を散りばめるだけ散らかして、何一つ回収されないというのはいかがなものか。

『400デイス』、あくまでも個人的感想ですが、これは観てはいけない部類に属する映画だと思います。


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