VR ミッション:25のあらすじネタバレ感想

イギリスの映画『VRミッション:25』を鑑賞しました。

いわゆる、B級の低予算映画に分類される映画で、なんとなく観たことあるような無いような俳優さん達が出演しています。

VRとはバーチャルリアリティのことで、ビルの25階から地上まで降りていく、という意味のタイトルですね。

原題は『The Call up』なので全く違うんですけど。

あらすじは、正義感に目覚めた警備員が悪の病院を打ち倒すお話。

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VR ミッション:25のあらすじネタバレ

日頃からオンラインゲームに興じる人たちの上位から、ある条件を満たす8名のもとに招待状が送られます。

招待状には優勝賞金10万ドルと書かれていて、地図に従って行くとキレイな高層オフィスビルの25階。

参加メンバーは女性2人を含む総勢8名。

アナウンスのみで指示され、彼らは用意されたボディスーツを着て、シールド付きヘルメットを被ることに。

シールドを閉じると戦争中という仮想空間が広がります。

仮想空間内に軍曹が現れ、テロリストに占拠されたビルの25Fから敵を倒しながら1Fまで向かう、というミッションを命じられます。

仮想空間では銃であるものの現実はプラスティック製、を携行し1発撃たれると防弾服が無くなり2発目を撃たれると衝撃を受ける、というもの。

最終的に敵を多く倒した者が優勝。

ゲームが開始され、最初のフロアをクリアしたものの、次のフロアで仲間が2発被弾。

1人1個所持している医療キットで1度目は凌いだものの、2発目を受けたときの痛みはボディスーツからの信号によって本物であることを確認します。

そして、再び銃弾を浴び、ボディスーツの信号、ヘルメットから脳への電波によって泡を吹いて1人死亡。

現実の死に直面し、彼らはヘルメットを外そうとしますが外れません。

軍曹が現れ、脱走は許さぬと鉄拳制裁されます。

残った7人は仕方なく、しかし10万ドルへの欲もあって下に進みます。

逃げるために現実のビルの窓を破壊しようとするも軍曹に静止され、1人は足を骨折しゲームオーバー。

何のためのゲームなのか、目的不明のまま進みます。

当初は泣き叫ぶだけだった女性もいつのまにか立派な戦士に。

身の上話をすると、全員が身寄りの無い独り者であることも判明。

仮想現実では爆弾が起動し、30分以内に地下の爆弾に辿り着く必要が。

4人と2人に別れてしまい、2人の方は弾切れと裏切りによって1人死亡。

さらに裏切った男は4人と合流すると、医療キット欲しさから女性1人を殺害。

敵にやられた、と言う男でしたが、女性の血のダイイングメッセージで彼の犯行がバレます。

格闘に強い男で、かなり手こずりますが、彼のヘルメットを叩き続けたことで軍曹が現れ、脱走を企てたとして絞め殺されます。

地下まで辿り着いたのは女性1人を含む3人。

爆弾を前に女性と男1人が撃たれ、男は1つしか残ってない医療キットを彼女に捧げ、必ず生き残るよう願って、絶命。

爆発寸前、残った男がタイマーを止めることに成功。

ゲーム終了。

軍曹が現れ、生き残った2人を讃え始めますが、なんと、生き残った男が同じように話していました。

そう、彼こそがゲームの主催者でした。

怒り心頭の女性でしたが麻酔を撃たれてしまいます。

彼女が眠っている間、スーツや小道具や死体の撤去を始めるスタッフたち。

そしてコンピュータを操作し、参加者の記録が抹消されます。

片付けは夜明け頃に終わろうとしていましたが、女性が目覚め、さらに眠らせようとしますが反撃され、本物の銃を奪われ、スタッフたちを次々を殺し、男と対峙。

男は賞金をあげようと説得しますが、女性はその金を突き返し、男に銃弾を撃ち込み、ビルの外へ歩いて向かってエンディング。

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VR ミッション:25の感想

けっこう面白かったです。

ハイクオリティすぎるVRですけど、じゅうぶん現実味がありますし、実際、すぐ近い将来、フツーに実現しそうです。

いわば、究極のサバゲー、といったところ。

残念な点は、主人公は結局誰だったの、ということ。

最後に死んでしまう男が主人公っぽかったんですけど、途中からは生き残る女性が主人公に。

で、あるならば、最初から女性を中心に描いてくれていたほうがわかりやすかった。

それと、主催者の単なる「金をかけたサバゲー趣味」みたいな目的は構わないんですけど、あとほんの少し踏み込んでくれれば。

『VR ミッション:25』、B級低予算映画とはいえ、かなり、けっこう楽しめる映画でした。


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