ナイトメア3最終章のあらすじネタバレ感想

イギリスのドラマ『ナイトメア3~最終章~』全9話を見終えました。

イギリスで大ヒットしたゴシックホラーシリーズの最終シリーズとなります。

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あらすじは、主要キャスト変わらず、主人公のエヴァ・グリーンを巡る人間と人間でない者たちの争いのお話。

前作の続き。

ティモシー・ダルトンはアフリカへ、ジョシュ・ハートネットはアメリカに送還、エヴァ・グリーンは1人ロンドン残り寂しさから籠もって荒れた生活。

ある日、エヴァは精神科医を紹介され、その女医は前作の師匠魔女に瓜二つで親近感を抱くように。

彼女のススメで外出するようになり、博物館で魅力的な学者と出会いますが、実はコイツこそ、シリーズ最大の敵、ドラキュラでした。

ドラキュラは多くの手下を使って巧妙にエヴァを取り込もうとします。

ティモシー・ダルトンはアフリカで、ジョシュの父と名乗る人物に出会い、アメリカのジョシュに会いに行くことに。

そのジョシュは強制送還の移送中に元仲間たちが列車を襲撃、警察から逃げることに成功し、ドラキュラの下僕の美人女性の誘惑と自らの罪悪感に負け、彼女と愛し合う仲に。

しかし彼を執拗に追う警察たち、元仲間たちの裏切りから彼女が死亡、怒ったジョシュは皆殺し、合流したティモシーと父、父は呪術能力を有しており、息子のジョシュが愛するエヴァの身に危険が迫っていると伝え、三人でロンドンを目指すことに。

フランケン博士は旧友のジキル博士が開発した「性格を変えるワクチン」を使って、かつて蘇生し愛したものの離れていったリリーを取り戻すことを決意。

そのリリーは不老不死の美男子と奴隷少女を救出し彼女を調教し売春婦たちを集め、いつしか男たちに復讐する集団を作り上げようとします。

不老不死美男子は呆れて彼女と別れることを決意し、フランケン博士にリリーを引き渡します。

フランケン博士はリリーに注射しようするも、彼女の涙の訴えで注射せず、釈放し、彼女は不老不死美男子に会いに行き、別れを告げます。

フランケン博士が生み出した怪物クリーチャーは北極行きの船に乗船していたが氷で座礁、唯一生き残り氷の上を徒歩でイギリスまで戻り、生前の記憶を取り戻しつつ、妻子の家に向かい、貧困にあえぐ2人を見つけ、ついに姿を見せ、全ての事実を伝え、再び一緒に住むことに。

エヴァは紹介された女性の死生学者の話を聞き、自分に近寄り愛し合う博物館の男こそドラキュラと知り、銃を持って彼に向かうも、彼の口車で無力を感じ、ドラキュラに身を委ねることに。

そのことでロンドンは死の霧に包まれ疫病が大流行。

アメリカから戻った三人と、魔女と瓜二つの精神科医、死生学者、フランケン博士はエヴァを探すうちに合流。

精神科医の助手がドラキュラの下僕だったことから、彼を催眠術にかけ、エヴァの居場所を聞き出します。

怪物クリーチャーは家族と生活を始めますが、息子がすぐ疫病にかかり死亡。

フランケン博士に言って生き返らせろ、という妻の声を無視し、息子の遺体を海に流します。

6人はドラキュラのアジトに突入し、最終決戦。

かなり劣勢となる人間チームでしたが、隙きを見て助手がエヴァの部屋へ行き、再会。

彼女を救出したいジョシュですが、エヴァは殺してくれと懇願。

愛しているからこそ自分を殺し、人々を救ってくれ、と言われ、抱き合い、キスして、ジョシュは銃の引き金を引きます。

死の霧が晴れるロンドン。

エヴァの葬式がひっそりと執り行われ、誰もいなくなった墓にクリーチャーが悼みに現れ、涙を流してエンディング。

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終わってしまいました。

なかなかドラマの世界観に入り込めなかったシーズン1、近代ヨーロッパのホラーを少しづつ理解し始めたシーズン2、あっさり終わったシーズン3といった感じでした。

なんというか、あくまでも個人的感想ですけど、総括するとこのドラマ、哀しみ、がテーマみたいな気がしてなりません。

そして、救いも無い、みたいな。

それは、エヴァやジョシュやティモシー・ダルトン達ではなく、怪物クリーチャーとリリーと不老不死美男子といった脇役たちが余計に際立たせていた感じです。

本来であればさらにシーズンが続く構想だったそうですが、このシーズン3で終了とのこと。

まぁ、エヴァが死んでもさらに続編てのはさすがにやり過ぎでしょうと思うので、いい頃合いではないでしょうか。

『ナイトメア』シリーズ、暗くて哀しいドラマでした。


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