ツール・ド・フランス2016の見どころと選手
今週末の6月30日から世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスが開幕します。
今年はモン・サン・ミッシェルからのスタート、恒例のパリ・シャンゼリゼ通りがゴールの、休息日を交えながら7月24日まで、全21ステージ、全長3535kmのコースとなります。
今年の注目は何と言っても、山岳コースが多いこと。
全21ステージ中、個人タイムトライアルが2ステージで、残りの半分以上となる10ステージが山岳コースとなります。
モン・サン・ミッシェルがあるフランス北西部から反時計回りに、開幕週からいきなりピレネー山脈3連戦、その後も気を抜けないタイムトライアルやジュラ山脈横断があって、アルプス山脈4連戦が最大のヤマ場となります。
このとんでもないレースには1チーム9人、全22チーム、総勢198名の選手がエントリーしていますが、個人的注目選手を挙げていこうと思います。
新城幸也(ランプレ・メリダ)
日本人唯一の出場で、今年2月には大腿骨骨折の重傷を負いながらも、奇跡的な回復で復帰戦となったツアー・オブ・ジャパンでステージ優勝を果たしました。
奇跡の走りに期待したいところです。
クリス・フルーム(チームスカイ)
個人的優勝候補ナンバー1の選手です。
前哨戦でも万全の勝利を収め、フルーム自身の強さもさることながら、チーム力(アシスト選手たちの能力)が抜きん出ています。
アルベルト・コンタドール(ティンコフ)
フルームにどこまで迫るかだと思います。
昨年は個人的優勝候補にも挙げたんですけど、引退宣言→撤回、なんてことをやらかしたので、昨年ほど応援に熱は入りません 笑。
ファビオ・アルー&ヴィンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)
どっちがエースでもおかしくない上、仲が良いのかもよくわかりませんが、アスタナというチーム自体、ドーピングなどで個人的には好きではないので、いつも悪役チームとして見ています。
ニーバリはジロ・デ・イタリアで優勝したことが、今大会は逆に難しいのでは、と考えています。
ナイロ・キンタナ(モビスター)
毎年優勝候補の一角に挙げられながら、いまいち爆発力に欠けるという印象です。
ただ、小ささと素朴な顔立ちでついつい応援してしまいます 笑。
ペーター・サガン(ティンコフ)
ペテルともピーターとも呼ばれています。
万年2位の称号だったんのですが、世界選手権で優勝し、今大会はワールドチャンピオンジャージをまとっての出走です。
昨年同様、チームはコンタドール優勝に向けた布陣のなか、孤軍奮闘の姿を見たいですね。
と、ここまで書いて思ったんですけど、このペースでは最低でも20人ぐらいは書かなきゃなりません 笑。
なので後は渋々とまとめ書きにします 笑。
ローラン、ヴォクレールなど旧ユーロップカー勢が多いディレクトエネルジー、いつもツールで伏兵的にがんばるバルデを含むAG2Rとピノーを含むFDJ、スプリントステージで勝利量産のキッテル、同じチームに今年から加入した個人的に好きな選手のダニエル・マーティン、そして復活なるかカヴェンディシュ。
やっぱり書ききれません 笑。
ツール・ド・フランスはJSPORTSでライブ放送されますが、有料チャンネルは嫌だという方は、NHK-BS1で毎週土曜日に一週間分のダイジェスト放送があります。
とはいえ、ダイジェスト放送では魅力の十分の一も伝わらない、とうのが個人的感想ですけど。
毎日のゴールがだいたい深夜12時から1時くらいなので、極端な寝不足にならずに済むのがツール・ド・フランスの良い所でもあります。
ツール・ド・フランス、おすすめのスポーツ番組です。
ぜひご覧になってみてください!
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