サルベーション2-地球の終焉-のあらすじネタバレ感想

アメリカのドラマ『サルベーション2―地球の終焉―』(原題「Salvation2」)全13話を鑑賞しました。

完全ブツ切りのエンディングだった『サルベーション―地球の終焉―』の続編です。

シーズン2というよりも、そのまま話が繋がっているので、ぜひシーズン1からの視聴をおすすめします。

前作は小惑星の衝突に向けて、厳選された人たちだけがロケット発射基地シェルターへ避難し、主人公の科学者と大学生が危機回避の方法を思い会社に戻ってエンディング、でした。

スポンサーリンク

サルベーション2―地球の終焉―のあらすじネタバレ感想

出演者もシーズン1そのままとなっています。

その日から5日後、シェルター内では酸素欠乏で次々と人が倒れます。

外界では発射された核爆弾はハッカー集団によって田舎に落下したため被害は極小に。

そのハッカー集団は政府が小惑星衝突を隠蔽していたこと、選抜した科学者を集め衝突回避させること、核13基を周回軌道に乗せており反対する国には核を落とすと要求。

さらに科学者たちの拠点は主人公の科学者の会社を使うと要求し、アメリカ政府は従い、科学者も大学生も追い出されます。

しかし民衆の混乱を説得する科学者の映像がSNSで拡散され、支持者が増えたことで、副大統領に任命されます。

そんなときに酸素欠乏のアラート発生でシェルターにいた人たちを救出。

酸素欠乏は前作でクーデターを企てた元大統領と元女性上級補佐官によるものと判断する大統領や主人公。

しかし前作で元女性上級補佐官は主人公の一人である女性報道官が射殺していました。

元女性上級補佐官の失踪を捜索する刑事は彼女の弟で、射殺を打ち明けたい葛藤に悩む女性報道官。

ハッカー集団の科学者チームに任命された大学生は、前作で自分が射殺したはずだった元教授の姿も。

そのチームには同年代の女性がいて、後にハッカー集団の一員で、以前は科学者のもとでAIを開発したのは自分で、科学者に乗っ取られたと恨みを持っていることも判明。

混乱に乗じて元大統領が声明を発表し、現大統領を失脚させようとクーデターを試みるも、失敗。

しかし現大統領が暗殺され、逮捕された元大統領も同じく暗殺。

副大統領だった科学者が大統領に。

当初はハッカー集団に非協力的だった大学生も女性科学者ハッカーの存在もあって、次第に協力的となり、盟友だった科学者大統領の間に亀裂。

科学者大統領の機転で小惑星に撃つとみせたロケットで周回軌道の核弾頭の破壊に成功し、ハッカー集団の脅威は去ります。

大学生の彼女は科学者大統領の補佐を務めていたものの、彼氏との不仲、小惑星の衝突などに不安を抱え、自己啓発セミナーに入会。

洗脳された彼女は、科学者大統領が小惑星爆破に向け建設中だったレールガンの設計書を渡すことに。

政府内の不審な諜報員を追いかけると、世界の富豪集団の存在が。

その一人は前作でも敵?となった科学者大統領の伯父が。

彼らは世界を裏で牛耳る存在で、伯父の要求は火星への避難ロケット。

前大統領たち2人の暗殺も彼らの仕業でした。

そしてレールガンが爆破されてしまい、自己啓発セミナーを裏で操っていたのは富豪集団であったことも判明。

大統領を辞任した科学者は直後に富豪集団に拉致され、ロケットの発射コードを教えてしまい、富豪集団は地球を離れることに成功。

拷問から救出されたときは、小惑星衝突まで残り3日。

残されていた政府はその間に小惑星に核爆弾を撃ち込む計画で、発射直前。

これまでの小惑星の動きから、小惑星ではなく、意思を持って動く物体と確信する科学者。

彼の必死な説得で核撃ち込みは寸前で中止。

科学者、CAI副長官、女性報道官、大学生とその彼女の5人が外に出て、小惑星を見上げ、それは衝突せずに静止するのを眺めてエンディング。

スポンサーリンク

サルベーション2―地球の終焉―の感想

完全ブツ切りで終わったシーズン1では早く続きを見せてくれ、と思ってましたが、続きであるシーズン2を見たものの、なんだかなぁ、という感想です。

いや、たしかに途中までの対ハッカー集団までは見入っていたものの、次の富豪集団&自己啓発セミナーあたりからぐだぐだになってきた感が。

決定的だったのは、富豪集団の目的が火星へのロケットで、彼らは地球に小惑星がぶつかることを望んでいたこと。

お金第一主義の彼らが火星で生き延びようが、地球でのカネを失ったら何の意味も無いはず。

というか、前作の時点で要求してこいよ、と 笑。

さらに、主人公の1人だった大学生がほとんど描かれなくなったのもその一つ。

女性ハッカーなんて実はすごくいいコだったのに結構かわいそうな扱いに。

シーズン2あるあるで、元教授や副長官の息子のハッカーが生きていたというのはよくある話で別にいいんですけど。

結局、小惑星と思われていた物体はたぶん宇宙船を示唆したわけですが、シーズン3は無く、今作のシーズン2で打ち切りが決定とのこと。

wowowも反響を考えてのことか、本国ではシーズン2で終了しました、とテロップ流すほど。

まぁ、シーズン3があったとしても宇宙人が出てくる全く別の話になりそうなので、この終わり方で良かったのかも。

『サルベーション2―地球の終焉―』、シーズン1から見始まって、シーズン2の途中までは結構ぐいぐい楽しめるドラマと割り切れば、それなりにおすすめのドラマかなぁ、と思います。


スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る