インフェクション/感染のあらすじネタバレ感想
映画『インフェクション/感染』を録画鑑賞しました。
wowowでタイトルだけ見て、何の気無しに録画していた作品です。
勝手に感染パニックものだと思っていたんですけど、全く違いました。
原題は『Parts Per Billion』で、10億分率という意味だそうな。
略してPPBですが、濃度とかを表すPPMは100万分率ですね。
あらすじは、世界の終わりを控える3組のカップルのほのぼのしたお話。
ほぼ現代の近未来、中東で生物兵器が使われ、その影響が世界に拡大。
直接的な原因と解決策が見つからないまま「ポクっと」死んでしまう症状です。
そんな状況下でカップルの2人、男の方の祖父と祖母、祖父の弁護士とその旦那、3組のカップルのお話が流れていきます。
時間軸がそれぞれバラバラに構成され、途中途中に、3組の「どこか繋がっている」描写が挟み込まれます。
ちなみに弁護士の旦那役はジョシュ・ハートネットですが、決して主演ではありません。
結果的に車椅子が必要なほど弱ってしまった祖母の面倒を見る祖父ですが、酸素ボンベを探す途中、妻に先立たれます(うろ覚え)。
ジョシュ・ハートネットの妻は、地下室生活からウィルス漂う地上に逃げていきます。
カップルの2人は結婚を控えていながら、ベッドで愛を交わしながら、息絶えます。
最後はなぜか、ベッドで息絶えた女性が付けていた婚約指輪を、どこかの森の少女が拾って家族に届ける、というエンディング。
何なんですかね、この映画。
さっぱりわかりません。
そりゃ確かにディザスタームービーだと思って見始めた僕もすごく悪いんですけど、それにしてもこの映画はいただけません。
ちなみに後からwowowの紹介文を読んだところ『SF/ファンタジー』に分類されてました。
SFでもファンタジーでも無いと思うんですけど。
確かに「映像美を追求しているのかな」なんて思ってしまい、ファンタジーに分類したくなる気もわからないでもないですが。
ただ、百歩譲って「なんて詩的な映画なんだ」と思っても、ムダな時間軸ずらし描写がすべてを台無しにしています。
ただ、世の中には、こういう映画を素晴らしい、なんて言う人もいるはずです。
でも、こういう映画を素晴らしい、と言う人とは、僕は決して相容れませんけど 笑。
『インフェクション/感染』を観て、素晴らしいと思うのか、そうは思わないのか、ちょっと確認してみてください 笑。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。