ランナウェイ/逃亡者のあらすじネタバレ感想
ロバート・レッドフォードが監督、主演、製作を務めた映画です。
原題は『The Compay you keep』で、「いつも一緒の仲間」みたいな訳ですね。
あらすじは、ベトナム戦争に反対していた過激派グループで、3人の逃亡犯の話。
30年後にそのうちの1人が自首に近い形で逮捕されます。
協力者が弁護を依頼した弁護士こそ、主人公で実はその逃亡犯の1人でした。
弁護を断る有力な弁護士。
一方、地元の弱小新聞社の記者は取材を進めるうちに、弁護士が怪しいことに気づき、ついには指名手配となります。
11歳の愛娘と逃避行も、途中で娘を弟に預けて単独の逃亡となります。
主人公はもう一人の逃亡犯を探していたのでした。
その一人は女性で、かつて恋仲でした。
そして、うやくかつての恋仲で仲間だった女性を見つけ、自分の無実を証明してくれと懇願しますが受け入れられません。
一方、取材を進める記者は、当時の担当刑事に話を聞いたり、逃亡の足取りを見るうちに、彼が無実であることを確信、もう一人の逃亡犯の女性こそ、彼の無実を証明できることを突き止めます。
当時の担当刑事の養女こそ、実は逃亡犯二人の娘だったのです。
一度は懇願を振りきって国外逃亡した女性ですが、彼が逮捕されたことで出頭を決意。
彼の無実が明らかとなり、無事に11歳の愛娘と再会。
記者は養女のことと当時の担当刑事の行動を明かさない誓いを胸に秘めたところで終わります。
おそろしくつまらない映画でした 笑。
何がつまらないって、主人公がわがまますぎです。
当時は実際の犯行現場にいなかったとしてもグループのリーダー的存在で、細かい指示を出していたのに、素性がバレて捕まりそうになったら、共犯に「自首して」「俺を無実と言って」とお願いするわけです。
で、その通りになる 笑。
家族愛は犯罪を超える、というのを証明しようとしたのでしょうか。
でも、11歳の愛娘役のコがたしかにカワイイんです 笑。
子供なのに仕草は大人びてて、とびきりキュートなんですね。
彼女だからこそ、「家族愛は犯罪を超える」が辛うじて絵になったのでしょう。
それにしても、ちょっと疑問に感じてちょっとネットで調べただけで、過去が怪しいなんてわかってしまうぐらいなのに、有名弁護士になりすまして30年も逃亡できていたことがヘンです 笑。
ロバート・レッドフォードの作品って、けっこうこういったムリな設定が多いような気がするんですけど。
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