リベンジャーのあらすじネタバレ感想

映画『リベンジャー』を鑑賞しました。

同じタイトルの映画がありますが、今回満たのはフランスとタイの合作で、原題は『Bangkok Revenge』(バンコクリベンジ)のほうです。

主人公は映画『TEKKEN』で主人公を務めたというジョン・フー。

 

あらすじは、幼い頃に目の前で両親が殺された子供が、青年になって復讐するというお話。

ある夜、警察内部の不正を捜査する父と母が侵入してきた暴漢たちに殺され、その子供も銃で頭を撃たれますが、奇跡的に助かるも、痛みを感じず喜びといった感情すらなくなってしまいます。

子供が生きていると知った暴漢たちはさらに命を狙いにきますが、看護婦が機転を利かせ病院を抜け出し、田舎村のムエタイ達人に子供を預けることに。

20年後、格闘術をマスターした青年はバンコクに戻り、父の復讐を果たすことに。

父は警察の不正の捜査中に殺されたので、敵は警察そのものでした。

道中、襲われているフランス人女性記者を助け、彼女と行動をともに。

警察署に単身殴りこみに行ったり、身柄を拘束されても難なく武術でやっつけたり、レディースチームをあっさり倒したり。

無敵の強さを誇る主人公でしたが、ついに悪徳警察たちに捕まり窮地に陥りますが、銃を突きつけられると子供のときの記憶がフラッシュバックし、確変状態に。

ここでも全員をなぎ倒し、ついに両親のリベンジを達成。

確変状態になったとき、感情や痛みを感じるようになっていました。

フランス女性記者を前に「イテテ」と痛みを感じることに笑い喜びながらエンディング。


リベンジャー [DVD]
 えーっと、よくも悪くもB級映画の代表作みたいな感じです。

個人的には圧倒的な強さを誇る主人公の格闘シーンがもっと見たかったのですが。

その格闘シーン以外はあまりにも陳腐すぎですけど 笑。

フランス人女性記者もヒロイン役なのにけっこうおばさんという配役的な問題とか、なぜ看護婦が格闘達人と知り合いだったのかとか、仲間と思っていたのに裏切り者だった警官が、最後には突然イイ奴になったりとか、キリが無いほどの脚本的な問題が満載です 笑。

さらに主人公のジョン・フー、たぶん、実際はタイ語なんて話せないのに、舞台がバンコクというのも設定にムリがある感じです。

バンコクの知り合いの映画好きオネエチャンにジョン・フーの画像送ったのですけど、全く知らない、と。

ただそれでもやっぱり格闘シーンだけはちょっとカッコイイ。

どことなく、二代目加勢大周の坂本一生に似てなくもないですけど。

『リベンジャー』、格闘シーンだけはちょっと見応えあって、ちょっとだけクールな映画だと思います。


スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る