モロッコvsイラン戦の感想
モロッコのサッカーを見るのって、たぶん初めてかなぁ。
下馬評ではユベントスのDFベナティアを中心に、予選では無失点で勝ち上がったチームとのこと。
一方のイラン、ロシアを除いて世界で一番早くW杯出場を決めた、日本よりも強いアジアNo1の国で、こちらも予選10試合中9試合を零封の鉄壁守備。
同じグループにスペインとポルトガルがいるので、互いに「勝ち」しか見えていないはずで、盾と盾同士、激しい戦いが予想されます。
前半、試合開始直後からモロッコが猛攻。
互いに予想を裏切る4-1-4-1のフォーメション。
つか、野人岡野が解説してて、なんか違和感 笑。
昨日のサウジに引き続いての大惨敗だけは、アジア枠を考慮したら勘弁してほしいところ。
20分ぐらいに初めてのカウンターが炸裂して、ようやくゴール前まで迫ったイランは、そこから押し気味になりペースを掴む。
イランもモロッコも女性サポーターに美人が多い 笑。
30分を過ぎるころには、モロッコのスピードにようやく慣れてきたイラン。
もうどっちに点が入ってもおかしくない展開。
40分過ぎ、これまで一番のチャンスがイランに。
GKと1対1になるも決められず。
前半はスコアレスのまま終了。
後半。
試合開始同様にモロッコの攻勢に。
ただ、イランは試合開始時と違って、攻めさせてる、感じ?
もう、魂と魂のぶつかりあい、みたいな展開。
20分ぐらいにイランが最初の選手交代するけど、攻めのエンジンはかからず。
30分にモロッコは脳震盪の選手とさらにもう一人交代。
直後、イランの中盤の要だった9番が負傷交代。
モロッコの攻撃の芽をことごとく潰していただけに、イランには痛い交代。
37分には攻勢のモロッコが中盤の選手に代えて、なぜかDFの選手を投入。
足攣る選手が増えてくるサバイバルな展開。
両チームとも3人の交代枠を使い切り。
死闘。
ロスタイムはなんと6分。
そしてドラマが。
49分、左CK近辺からのFKを得たイランが、なんと相手FWのキレイなヘディングでのオウンゴール!
そして守り切ってイラン1-0で勝利!
すごい試合でした。
気持ちと気持ちのぶつかりあい。
スペイン、ポルトガルを考えれば、互いに絶対に勝利が必須条件。
もう、後の試合を考えてないような試合運びでした。
勝ったイランはもちろん、モロッコもホントにいいチームでした。
オウンゴールした20番、終了直後は起き上れなかったけど、責める必要なんてありません。
スペイン、ポルトガル相手に一泡吹かせてほしい、両チームともそう思わせる凄い試合でした。
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