FIFA汚職で2022年ワールドカップが日本開催かも
国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件が拡がりをみせていますね。
これまで24年間で185億円以上がFIFAの役員に賄賂として渡っていた、ということですが、それでも氷山の一角でしょ、と思うのがフツーですよね。
ヨーロッパの機関では捜査できないからアメリカの司法が動いたというわけです。
これだけ世界中から非難の声を浴びているにもかかわらず、組織トップのブラッター会長は5期連続当選を決めました。
愛人と会場に現れたり、ブラッター会長に反旗を翻した欧州サッカー連盟には痛烈な皮肉をコメントを残し、批判なんてどこ吹く風といった具合。
なんだか映画に出てくる「カネと権力にまみれたおっさん」そのものですね。
FIFAには自浄努力を期待したいところですが、それもちょっと厳しそうです。
今後の徹底した捜査で、汚い膿が流されることを期待しましょう。
そんな中、今回の汚職が2018年のロシアW杯と2022年のカタールW杯の開催にも影響していたとの話があります。
もし本当だとするならば、両大会ともに開催地が白紙撤回の可能性もあるというのです。
特に2022年のカタールW杯は以前から開催地決定の不透明さの他、気候の理由により開催を危惧する声が多くあがっていました。
その中には、カタールを中止して同じアジアの日本で開催を、という声も含まれていました。
今後の捜査次第では、カタール開催中止、は充分に想定されるとのこと。
となると、代替候補として日本に白羽の矢が立つことも充分に考えられることです。
これは個人的にちょっと嬉しいですね。
2002年の熱狂を再び経験できるチャンスです。
可能性は大きくないしにても、少しだけ期待して、朗報を待ちたいと思います。
なんて、そんなことを思っていたら、FIFA内部で日本外しの動きがあるかも、なんてキナ臭い話題が。
ブラッター会長は大の親日家で、日本サッカー協会(JFA)はブラッター会長にベッタリの関係なんだとか。
まあ、日本のみらなず、アジアもアフリカの協会もベッタリなんですけど。
そんな会長ベッタリの態度をUEFAなどは快く思うはずもなく、今回の会長選でもあいまいな姿勢の日本より、反会長を明確に表したオーストラリア協会の受けが良いんだそうです。
しかもJFAが仲の良いFIFAの権力者は、ブラッター会長ひとりだけ、という始末。
政治力の無さというか外交力の無さは日本の得意分野なんですねぇ。
いったいどうなることやら。
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