ジャパンカップクリテリウム2017観戦記

栃木県宇都宮市で開催された、ジャパンカップクリテリウムを観戦してきました。

台風襲来によるあいにくの雨で、例年よりも観客数もなんとなく少ない感じ。

が、今年はなんといっても、あのアルベルト・コンタドールが初来日。

今シーズン限りとの引退発表で、8月のブエルタ・ア・エスパーニャがラストランと思われていましたが、この日のジャパンカップクリテリウムを現役最後のレースとなることに。

日本のファンにはこれ以上ない喜びです。

そんなわけで僕も、レジェンドのラストランを目に焼き付けるべく、生観戦してまいりました。

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多くのブースが出店していましたが、このTREKだけはかなりの長蛇の列で異常な人気ぶりでした。

「コンタドールさよならTシャツ」が、その原動力だと思いますが、TREKは昨年も「カンチェラーラさよならTシャツ」で大儲けでしたね。

ちなみにお値段3千円。

個人的には、デザインにかなり疑問を抱いていたので、昨年も今年も購入してません。

 

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こちらはオリオン通りで行われていた無料のエクササイズ。

なんか圧巻な光景だったので、記念に1枚 笑。

 

午後2時に大通りが閉鎖され、その後、高校生たちによるホープフルレース、さらに恒例のガールズケイリンも行われ、いよいよ本番。

ただ、レース前のパレード走行って言うんですかね?、これが半周というか1回しか周回しない。

以前は2~3周してたんですけど。

天候不良が理由なら仕方ないんですが、来年以降は再び2~3周してくれることを強く望みます。

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レースは例年に無いピリピリムード。

TREKが別府史之の三連覇を目指し、コンタドールが集団先頭で、全く逃げを容認せずに進みます。

まぁ、おかげで毎周回、バッチリとコンタドールを視認することが出来たので良かったんですけど 笑。

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別府をけん引するコンタドール

 

観衆が沸いたのは、今季限りで宇都宮ブリッツェンを退団する鈴木真理が周回賞を獲得したとき。

日本ロード界のレジェンドといっても過言ではない鈴木真理は、昨年途中から血栓の発覚でレースを離れていました。

しかし、最後の雄姿を地元宇都宮で披露すべく、この日のレースに出場しました。

最後の周回賞のチャンス、最初のターンを曲がってきたとき、集団からは「真理!真理!」という声があがってました。

現場でのサッシャさんと栗村さんの実況音声で知ったのですが、最終ターンを越えた際、TREKの隊列に並び、別府が「周回賞とってください」、と。

それでスプリントを開始し、見事、有終の美とも言うべき周回賞を獲得したのでした。

 

レースは最終周の最後のターン後に落車が発生。

このレースでは全くノーマークだった(翌日の山岳レースでは本命の1人)、NIPPOのマルコ・カノーラが優勝しました。

これもロードレース、仕方無いと言えば仕方無いですけど、やはりホントの力勝負が見たかったです。

でも、優勝したカノーラが周回してきたときに、沿道から伸ばした手にハイタッチしてくれたので、個人的には良き思い出となりました。

ジャパンカップクリテリウム2017、ホントに天候が恨めしかったのですが、来年もまた素晴らしい選手たちによる素晴らしいレースに期待したいと思います。


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