日本ファーストの会の政治理念や政策が全く不明で
衆議院議員の若狭勝がが政治団体「日本ファーストの会」を設立し、輝照塾という政治塾を発足したことが発表されました。
小池百合子都知事は、単に「政治塾の講師」というだけで、今のところ要職には就いていません。
先の東京都議選で歴史的圧勝を飾った、都民ファーストの会。
それまで代表を務めていた小池百合子氏は、突然代表の座を降り、有権者を完全に見下した対応となったワケですが、いよいよ国政にも進出する気配です。
若狭氏の記者会見では、政治塾を立ち上げること、来たる選挙での候補者集め、が目標とのことで、日本ファーストの会としての政治理念や政策目標などはほとんど不明のままです。
フツーに考えれば、自分たちの理念や政策を公にし、考えが一致する人たちを集めて結集する、というのが自然な流れだと思います。
しかし今回は、完全に「小池百合子ブランド」だけで、注目と人を集めようという作戦にしか見えません。
おそらくは、民進党が崩壊の一歩手前ということで、民進党離党の人とか、議員浪人中の人とかを集めて、とりあえずは「野党第一党」を目指すのではないでしょうか。
個人的には「そんな簡単に当選できるわけないだろ」と思いたいのですが、都議選を見る限り、ホントに愚かな有権者というのは数多く存在しているようで、小池氏の目論見通り進展しそうでイヤな感じがします。
ただ、唯一希望が持てそうと思うことは、「日本ファースト」というサヨクがとても嫌いそうなネーミングにしたこと。
「国民ファースト」というネーミングであれば、愚かな有権者は再び騙される可能性がありました。
しかし既に「国民ファーストの会」という政治団体が存在しており、たぶんその関係で「日本ファーストの会」になったのではないでしょうか。
「日本ファーストの会」というネーミング、トランプ大統領の言う「アメリカン・ファースト」に直結します。
自国の利益最優先で活動しよう、と疑われても仕方ありません。
個人的には中韓や北朝鮮に物申して、もう少し軍備強化しても良いのでは、という考えや、押し付けられた現在の憲法は改正すべきでは、という考えですので、サヨクが嫌いそうな理念や政策には賛成です。
しかし、このネーミングでは、海外から「保護主義」と批判を浴びることも想定されます。
ただ、保護主義と思われることで、愚かな有権者、とくに「無意識にサヨク思想」な人たちから敬遠されれば、都議選のような結果は生まれずに済むかも、という希望的観測もあります。
まぁいずれにしても、政治理念や政策目標を掲げずに集まってくる議員たちには、今後の国政を預けるわけにはいきません。
かき回すだけ、誰にでも良い顔だけで何の実績も残せない小池百合子氏。
個人的には「自分ファースト」だと思っているのですが、「日本ファーストの会」がその一助とならぬよう、一有権者として動向に注意していきたいと考えています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。