インサイダーズ/内部者たちのあらすじネタバレ感想
映画『インサイダーズ/内部者たち』を鑑賞しました。
イ・ビョンホン主演の韓国映画で、韓国史上最大のヒット作らしいです。
と、思っていたら、R指定の最大ヒット作、というのがホントのとこみたい 笑。
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あらすじは、政治の裏工作していたゴロツキが裏切られて復讐するお話。
イビョンホンがマスコミに注目される中、会見を開いて大統領候補の議員と自動車メーカーの癒着を発表するシーンから始まります。
片手は義手になっています。
話は2年前に。
政治家の裏の会合に女性たちをあてがうといった小悪党的な仕事をこなすイビョンホン。
兄と信頼する大手新聞社記者からの依頼や指示で動いていました。
ある日、大手自動車メーカーが大統領候補議員への裏金リストを入手、自動車メーカーを脅迫しようと考えます。
一方、ノンキャリアだったため昇進が望めない警察を辞め検事になったチョ・スンウでしたが、検事でも後ろ盾が無いと昇進できない現実で、やきもき。
一発逆転で企業と政治家の癒着を暴こうとしていましたが、イ・ビョンホンに先にリストを奪われてしまいました。
イ・ビョンホンは奪ったリストを記者に渡し、冗談まじりにメーカーを脅迫する話をします。
後日、イ・ビョンホンは自動車メーカーの常務率いるヤクザに拉致され、拷問を受け、手首をノコギリで切断されてしまいます。
監視されながらも虎視眈々と復讐を考えるイ・ビョンホン。
彼に声をかけてきたのはチョ・スンウでした。
二人で巨悪を倒そう、という算段です。
そしてチョ・スンウから、黒幕は兄と慕う記者であることを聞かされ、イ・ビョンホンは復讐を、チョ・スンウは昇進を賭けた告発を行うことに。
記者に渡したリストは実はコピーで、本物はイ・ビョンホンが持っていたため、世間に公表した場面が映画冒頭のシーン。
イ・ビョンホンは自身の逮捕ともに大手新聞記者も道連れ逮捕させますが、警察の動きを読んでいたかのように、翌朝の新聞に、イ・ビョンホンはゴロツキで過去に委託殺人や所属女性タレントへの性的暴行があったなどと報じ、世間は告発者のイ・ビョンホンを信じないようになります。
そして記者は釈放され、イ・ビョンホンは悪者嘘つきのレッテルを貼られ、検事は上層部から見放されることに。
挙句、イ・ビョンホンのもとで裏工作し、互いに恋愛感情を抱いていた女性も殺されてしまいます。
移送の日、イ・ビョンホンは脱走し、記者を襲撃して片手首を切り落とし、脅し、暴露させ、録音データを検事に渡して自首。
録音データを記者に突きつける検事でしたが、脅迫で得た自白は証拠にならないことを知っています。
しかし名前を明かしたことで、自動車メーカーや政治家から命を狙われる、と言って、テープの存在を隠し、昇進のため自分も癒着グループに引き入れるよう記者に迫るのでした。
そしてフシダラな宴会まで仲間入りした検事。
後日、冒頭のシーン同様に記者たちに悪の暴露をする検事。
その直前、国民の多くのスマホにフシダラな宴会の様子を配信していました。
検事は自らの名を名乗り、イ・ビョンホンは正しかったことを証明したのでした。
数ヶ月後。
売れない弁護士事務所を開いていたチョ・スンウ。
釈放されたイ・ビョンホンが訪ねてきて、二人で屋上で談笑。
「モヒートでモルジブでも飲もうぜ」と言ってエンディング。
そこそこ楽しめる映画でした。
最後の大ドンデン返しの爽快感が心地よい感じです。
R指定史上最大のヒット作というのは、現在の韓国の政治情勢も反映されていると考えられますが。
個人的には前評判ほどの良作とは思えませんけど 笑。
ただ、この映画の直前にみた邦画『64-ロクヨン-』と比較すると、韓国映画のほうが良く出来てるなぁと思ってしまいます。
イ・ビョンホンのファンにはたまらない作品だと思いますが、そうではない人にとっては、娯楽作品の一つ、といった感想かもしれませんね。
僕はイ・ビョンホンを見るたび、新庄剛志にしか見えないので、なかなか映画に入り込めないんですけど 笑。
『インサイダーズ/内部者たち』、期待せずに見始めたほうが、より楽しめる映画かなぁ、と思いました。
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