オーバードライブのあらすじネタバレ感想
wowowで放送された『オーバードライブ』を録画鑑賞。
というか、知らないうちに3回分も録画してました 笑。
原題は『Snitch』なので、密告者、とか、かっぱらい、という意味なので、まあ、日本語タイトルにしてもどっちもどっちといった感じでしょうか。
主演はザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。
さらに『CSI:ニューヨーク』シリーズ途中までのレギュラーだったステラ役こと、メリーナ・カナカレデスも。
あらすじは、ザ・ロック演じるまじめな主人公の運送会社社長が、麻薬の密輸に加担する、というお話。
息子が収監された友人に騙され、麻薬法違反で逮捕されてしまいます。
アメリカでは、麻薬法違反で逮捕された場合、それよりも大きな量や大物と呼ばれる人物の逮捕のタレコミをすることで減刑されるんだとか。
そのせいで息子は騙されて逮捕されてしまいます。
離婚して今は別の家族と暮らす主人公でしたが、生みの親として減刑させるべく、かつて覚せい剤の罪で収監されたことがある従業員のツテを使って、麻薬カルテルに入り込みます。
そこでメキシコからの密輸に手を染めることに。
密輸団を一網打尽に、息子の減刑を認めさせる作戦です。
初回の運びをなんとか成功させ、息子も釈放かと思われましたが、背後の超大物の存在がちらつくことで、警察はさらに様子見することに。
すると案の定、超大物から、覚せい剤そのもではなく、大量の現金をメキシコまで輸送する仕事です。
しかし、メキシコに入国すれば使い捨てで殺されることは目に見えており、主人公は麻薬カルテルも警察も騙す行動に。
主人公同様、従業員も命がけで自分の人生と未来のために彼を手助けします。
2人の賭けは見事成功し、超大物の逮捕、大量の現金も国内で押収、息子も釈放と最高の結末に。
報奨金10万ドルを従業員に譲った主人公だったのでした。
見終えた直後は、なんかシュワちゃんの『コラテラル・ダメージ』みたいな話だな、と。
ドウェイン・ジョンソンが大暴れするのかと思いきや、ほとんど格闘シーンはありません。
運送会社のマジメな家族思いの社長でした。
なので正直、配役を間違えた、と思います。
も少しひ弱な主人公のほうが良かったと思うのですが。
ある程度は実話に則したストーリーのようですが、アメリカもこんな法律を適用していたら、主人公の息子みたいな冤罪が後を絶たないのではないでしょうか。
そういう意味ではけっこう考えさせられる映画です。
でも、ホント、ドウェイン・ジョンソンらしからぬ映画でした 笑。
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