スカイオンファイア 盗まれたIPS細胞のあらすじネタバレ感想

香港映画『スカイ・オン・ファイア 奪われたIPS細胞』を鑑賞しました。

後から知ったんですけど「オン・ファイア」シリーズというのがあって、その中の一作品ということですが、ストーリー的には個別作品ですのであまり気にせず鑑賞しても問題ないようです。

最近のジャッキー・チェン製作の香港映画やリブート版『トゥーム・レイダー』に出演したダニエル・ウーが主演。

あらすじは、正義感に目覚めた警備員が悪の病院を打ち倒すお話。

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スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞のあらすじネタバレ

5年前、iPS細胞の研究所で火災が発生し、研究の第一人者だった教授が死亡。

しかし現在では女医になった当時の教え子が研究を続け、現在では新薬として世間に公表する直前までこぎ着けます。

秘密裏に新薬を運ぶはずが、亡くなった教授の息子率いる集団に襲撃されトラックごと強奪されるも、ダニエル・ウー警備主任率いる病院の警備団が銃を撃ちまくって阻止しようとします。

その病院に来院してきていた兄妹。

兄は元軍人の貧乏生活者、妹の末期がん治療のため来院していましたが、それらの状況を見ていた兄がさらにトラックを強奪。

しかし失敗に。

元軍人と襲撃犯はタッグを組んで再び強奪計画。

しかし先に手を打って彼らを殺そうとする病院側。

実は、女医の旦那も亡き教授の教え子で、現在は病院長。

研究成果を独り占めすべく、研究所に火を放った悪の張本人。

現在は有力者たちに新薬の話しをちらつかせ、大金をせしめようとしています。

女医はそれでも新薬が治療に役立つなら、という思いで彼の言いなりに。

ダニエル・ウー警備主任は、父親が病院長に助けられ、現在の職を与えてくれた恩人。

しかし病院長が警備主任を無視して襲撃犯らに殺し屋を仕向けたり、妻をガンで亡くしたことから女医の考えに賛同していて、横暴な病院長に次第に腹が立ってくるように。

襲撃犯のリーダーで元教授の息子は、病院長が成果を独り占めするため火を放ったと信じています。

アジトに殺し屋が来ると、危機一髪の場面で警備主任が救助に。

息子の話し、末期がん治療にやって来た貧乏な兄妹にも同情し、彼らに協力することに。

警備主任は女医に相談し、彼女も仲間になるも、病院長にバレ、焼死させられます。

その焼かれるシーンをライブ中継で警備主任に見せる病院長。

そしてついに病院側と対峙。

息子グループが清掃業者を装って病院に侵入、毒ガスもどきを仕掛け、職員を避難させます。

警備主任は警備室にこもり、人質を取って新薬を入手しようとします。

殺し屋との格闘後、ついに病院長と対峙。

しかし格闘中に破裂したパイプから引火。

超高層ビルの病院は一気に火の海に。

病院長は崩落するビルとともに海の中へ。

警備主任はパラシュートを使って滑空。

後日。

妹と仲良く元軍人の兄妹が演劇を鑑賞していてエンディング。

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スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞の感想

結構否定的な意見が多いみたいだけど、個人的にはこういう『ザ・香港映画』みたいなのって好きです 笑。

警察も出てこず、一病院の警備員が銃を撃ちまくったり、カーチェイスあったり。

派手なアクションシーンだけでなく、人間味を感じさせる背景があったり。

ただ、正直、最初は元軍人である兄が主人公なのかと思って見ていました。

途中から警備主任が主人公と気づくんですが、元軍人は話しが進むに連れ、ぜんぜん軍人の欠片も威厳も無いです 笑。

あとは主人公の最後の脱出シーン。

それまでのアクションが良かっただけに、コテコテのCGというのは頂けなかった 笑。

それと邦題の「奪われたiPS細胞」なんて、なぜ名付けたのか。

日本の配給会社?センスの欠片もありません。

そりゃあiPS細胞というワードがホットになったかもしれませんけど、いくらなんでも酷い邦題です。

『スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞』、娯楽としての香港映画、と割り切れば、けっこう楽しく観られると思います。


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