スプークス/MI-5のあらすじネタバレ感想
映画『SPOOKSスプークス/MI-5』を鑑賞しました。
MI-5とはイギリスの情報機関のことで、決して『ミッション・インポッシブル』とは関係ありません 笑。
個人的には知らない役者さんばかりの映画でした。
ただ、後から知ったんですけど、10シーズンも続いた大人気ドラマ『MI-5 英国機密諜報部』のリブート映画版、だったんですね。
あらすじは、MI-5内の裏切り者をあぶり出すために奮闘する部長と元部下のお話。
テロの首謀者を護送中に襲撃されて逃走を許してしまうMI-5。
政権からも国民からも大バッシングを受け、組織の存在自体が危うくなります。
そして、市民の犠牲者を出したくないため釈放の指示を出したテロ対策本部長は総スカンを喰らい、解任され、河に投身自殺してしまいます。
MI-5は、かつてクビにした男をモスクワから連れ戻します。
その元部下いわく、部長は死んでおらず、自殺は偽装であると語るのでした。
元部下の読み通り、部長は生きており、単身、テロリストのアジトに乗り込みます。
MI-5の汚名を晴らし、内部の裏切り者をあぶり出すための自殺偽装でした。
乗り込んだアジトでは、先に潜入していた女性仲間を射殺させられる屈辱。
元部下はMI-5に再所属し、部長を追うことに。
すると、部長から会いたいと連絡が。
尾行するMI-5を巻いて、落ち合う二人。
そこで部長の真意を聞かされ、MI-5を離れていた元部下だけが信頼できる、と言われます。
まず、護送中の班長が裏切り者と判明しますが、トカゲの尻尾切り。
まだ大物が控えているはずです。
MI-5の監視の下、注意深く行動し、テロ首謀者の目的が一般市民向けのテロではなく、MI-5の破壊であることに気づきます。
テロリストがMI-5に乗り込んできますが、間一髪、部長と部下が反撃に出てテロリストを退治。
結局、大物裏切り者は女指揮官でした。
部長は女指揮官を訪れ、すでに毒を飲ませたことを教え、「残り時間は家族と過ごすことだな」と言って立ち去ります。
一緒に戦った元部下に、彼の親父さんの形見の指輪を渡します。
彼の父は部長と一緒にロシアにスパイ潜伏中、秘密警察に捕まる寸前、部長に渡したものでした。
元部下と部長の会話「善人には生き残れん組織だ」「生き残るのは?」「私のようなものだ」、でエンディング。
SPOOKS スプークス/MI-5 [DVD]
なんか、こう、色々と惜しいなぁ、という映画でした。
イギリス映画だからなのか、ドラマからの派生だからなのかよくわかりませんが、ハリウッドでリメイクしようものなら、見せ場だらけのジェットコースタームービーというか、『24』みたいな仕上がりになるんじゃなかろうか、と。
TVドラマを見続けた人にとっては、すごく面白かったんですかね?
僕はドラマの存在自体知らなかったので、受け止め方が違ったのかもしれません。
とはいえ『SPOOKSスプークス/MI-5』、なかなか見いってしまう濃い(濃すぎる?)内容で、それなりに楽しめる映画だと思います。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。