ナンバー10のあらすじネタバレ感想
イギリス映画『ナンバー10』を録画鑑賞しました。
『レベル15』の続編映画です。
ちなみに原題は『He Who Dares: Downing Street Siege』なので、全く違ってますね。
『立ち向う彼:ダウニング街の包囲攻撃』となるわけです。
前作は炎上商法を狙ったかのような駄作として話題となった映画ですが、果たして。
あらすじは、前作に引き続きSAS隊員とテロリストの戦いです。
前作はクリスマイブに起こった、テロリストが首相の娘を誘拐監禁、SAS隊員が1人だけ生き残って救出に成功した、というお話でした。
逮捕、入院していたテロリスト首謀者が病院から脱走します。
それから半年。
当時1人だけ生き残ったSASの英雄の主人公は、仲間隊員、警察、民間人と多くの犠牲者を払ってしまったことから、世論の声を封じるため、政権から名誉除隊を言い渡されてしまいます。
首相官邸のトイレでグチる主人公。
そんな中、脱走したテロリストはさらに多くの部下を率い、デモの群衆に混じって首相官邸を襲ってきます。
ちなみにこの首相官邸がダウニング街10番地ということで、『ナンバー10』というタイトルなんですね。
危険を知った警備チームは首相を地下シェルターに匿います。
テロリストたちは目に入る人間すべてを撃ち殺すという冷酷な連中。
射殺した警備官からシェルターのカードキーを入手します。
コンクリートの厚さ1mで爆弾でも吹き飛ばないというシェルターでしたが、あっさり解錠。
金と娘を首相に要求しますが、クビになったばかりのSAS隊員が再び窮地を救いにきます。
因縁の相手同士、再び相まみえる、という展開。
テロリストの影武者作戦により瀕死となった主人公。
最後の一撃を喰らってしまうその瞬間、テロリストに弾丸が撃ち込まれ、九死に一生を得ます。
銃を撃ったのは、気絶していたはずの首相でした。
警察やら救急車やらマスコミが官邸に群がる中、副首相から、クビは帳消しで今後も少佐としてがんばって、と言われエンディング。
前作に負けず劣らずのB級映画でした 笑。
もともと続編を考えていたのか、炎上商法に乗って続編を製作したのか、はたまたハリウッド映画の『ホワイトハウス・ダウン』とか『エンド・オブ・ホワイトハウス』を観て感化されたのか。
前作が『ダイハード』のパクリ、と評されていたので、たぶん感化されたのでしょう 笑。
でもって前作同様に最強の美人女性の殺し屋も登場します。
やっぱりあっさりやられますけど 笑。
テロリストたちがホント簡単に多くの人を撃ち殺していくんですけど、ここまで簡単に人を撃つ連中は映画でもなかなかお目にかかれません。
テロリストが大型バスで官邸を目指す途中、半裸のダンサーが踊ったあと簡単に殺されるんですが、射殺シーンやらちょっとだけお色気あっても規制にならない映画なんですね。
観終えたあとにスカっとしたり考えさせられたり、もちろんお涙頂戴でもなく。
『ナンバー10』、夜中にまったく観るもの無くて眠くないし、時間つぶしとして観るなら、それなり役立つ映画だと思います 笑。
コメント
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笑ロタ。まるで WHダウンのコピー。
官邸の避難ルームのシステムも笑える。
どうしてテロリストとTV会話しなきゃならんの??