バイオハザード・ザ・ファイナルのあらすじネタバレ感想
映画『バイオハザード・ザ・ファイナル』を鑑賞しました。
1作目から約15年、シリーズ6作目にして、ついに完結編です。
ミラ・ジョヴォビッチのアリス役、見納めかと思うとちょっと寂しい気もします。
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冒頭、アンブレラ社の歴史が流れます。
博士の娘アリシアを治療するために開発されたTウィルスはあらゆる病気を治すとして爆発的な普及を遂げます。
しかし実際は副作用が見つかり、開発した博士は中止を求めますが、アイザックス博士は会社の利益を第一とし、開発した博士を殺害。
前作の戦いの場となったワシントンDCで目覚めたアリスですが周囲には誰も何もありません。
大きな鳥のアンデッドに襲われながらも撃退し、武器倉庫を見つけると、そこでアンブレラ社のAIレッドクイーンが3D映像で投射され、アリスに48時間で残った人類4千人が滅亡する、と語りかけます。
ラクーンシティのアンブレラ社の地下施設ハイブにある抗ウィルス薬を散布すれば滅亡は防げる、とも。
敵組織の人工知能ゆえ信用できないものの、滅亡を防ぐためアリスはラクーンシティに向かうことに。
道中、アンブレラ社の罠によって囚われてしまい、殺したはずのアイザックス博士と再会。
彼曰く、死んだのはクローンだったとのこと。
腕を縛られたまま数万のアンデッドに追われ走らされる拷問を受けるも反撃し、逃走成功。
ラクーンシティに入るも廃墟の高層タワーでまたも罠にかかり囚われの身に。
しかしそれはレジスタンスによるもので、以前一緒に戦ったクレアの姿も。
ちなみにローラもレジスタンスの一員です。
事情を話し解放され一緒に戦うことに。
クレアを追ってきたアイザックス博士たちは数十万のアンデッドをも引き連れてきます。
大規模な戦闘開始。
貯蔵したガソリン使って大量に焼き殺したりするも、仲間が次々死んでいき、ローラもあっさり死んでしまいます。
最後はアンブレラ社の戦闘員をロープで縛り、自分がされた拷問を仕返しし、アンデッドに追わせることで撃退成功。
残ったメンバーでハイブへ。
全ての行動をハイブの中枢部から見ていたウェスカーは次々と罠を仕掛けていきます。
犬のアンデッドの群れに襲わせたり、超巨大換気扇を突然回したり。
少しづつ仲間が減っていくアリスたち。
アリスはレッドクイーンと会話し、なぜアリスに情報を流したのか説明を始めます。
元来、レッドクイーンは人命尊重のプログラムで、Tウィルス拡散を防ぐためにアリスと戦ってきたものの、後にアイザックス博士がわざと流出させたことを知ったため、とのこと。
アイザックス博士は「人類浄化」を目的に滅亡させようとTウィルスを拡散、その間、数千人のアンブレラ関係者や権力者は冷凍睡眠している、と。
レッドクイーン自身は人名尊重のうえさらにアンブレラ関係者を殺せないようプログラムされているので、自分に変わってアリスに計画を中止するようお願いした、と。
そして、生き残っているメンバーの中にスパイがいることも警告してきます。
その後、罠で誘導されたアリスたちは仲間が死んでいき、クレアとその彼氏のドクだけに。
アリスは合流したドクと二人で司令室に侵入し、ウェスカーと殺したはずのアイザックスと対面。
アイザックスは冷凍睡眠中でしたが、緊急事態のためウェスカーが目覚めさせていました。
先程殺したのはまたもクローンだったというわけ。
抗ウィルス剤を破壊させたくないためアリスが銃を下ろすと、背後にいたドクが銃をアリスに向けるのでした。
しかし彼が裏切り者であることを確信していたアリス。
そこに合流してきたクレア。
ドクはアリスもクレアも殺す予定だったとを明かします。
アイザックスは、アリスは自分たちが作ったクローン、と明かすと車椅子の老婆が現れ、自分が本物のアリスだと告白。
彼女こそTウィルス開発博士の娘アリシアで、アリスの原型だと。
レッドクイーンがモニターに現れ、自分もアリシアのクローンであると告白。
アリシアは投与されたTウィルスが結局効かず、老婆の姿になっている、と。
父を殺されたことを知らずアイザックスに育てられ、アンブレラ社の共同所有者になっていました。
アリスは自分がクローンと知ってショックを受けるも、アリシアから自分以上の存在になっている、と励まされます。
アリシアが突如、自分はアンブレラ社の株式の半分を保有していて、株主権限でウェスカーをクビにする、と通告。
その瞬間レッドクイーンはウェスカーを襲撃し、アイザックスは部屋から逃走。
クレアは裏切り者ドクを射殺。
アリスは鋼鉄扉に挟まれ動けないウェスカーに手榴弾を持たせ部屋から出ます。
ウェスカーは車椅子のアリシアに助けを請うも、彼女は意を決した様子で自分の記憶をダウンロードさせ、手榴弾が爆発しウェスカーとアリシアは死亡。
逃走するアイザックスとアリスが最後の戦いに。
しかし半分サイボーグのアイザックスに歯型立たないアリス。
次第に追い詰められて、シリーズでは恒例(?)のレーザートラップ通路に。
アイザックスがレーザーを起動するも、ことごとくかわすアリス。
アイザックスは自らの手で仕留めようとアリスと格闘戦となり、左手の指全てをレーザーカッターで切断されるアリス。
しかし同時にアイザックスの懐に爆弾を忍び込ませ、爆発させ、腹をえぐられたアイザックスからから抗ウィルス剤を奪います。
地上に出て抗ウィルス剤を散布しようとするアリスでしたが、追いかけてきたアイザックスに阻止されます。
しかしそこにアンデッドの大群を引き連れたクローンのアイザックスが。
彼はアリスを殺すために来たものの、自分がもう一人いるため困惑し、お前はクローンだ、とアイザックスが通告。
自分こそオリジナルと思い込んでいたクローンは逆ギレしてアイザックスをナイフでメッタ刺しし、狂ったように自分はクローンじゃないと叫びながらアンデッドたちに食べられていくのでした。
迫りくるアンデッドの大群を前に、アリスは抗ウィルス剤を地面に投げ、拡散した抗ウィルスによってアンデッドの大群は次々と倒れていきます。
そしてアリスも倒れますが、目覚め、クレアが見守っていました。
自分が死なない理由をレッドクイーンに聞き、ウィルスだけが死滅するため生きている細胞は傷つかず、アリスの体内からTウィルスが除染されただけ、と教えてもらいます。
レッドクイーンは死なない事を知っていたものの、死を覚悟しないと達成できないミッションだったことから、あえて伏せていたという。
レッドクイーンは、アリシアから託された子供時代の記憶をアリスに贈るのでした。
アリスは幼少時代や温かい父など過去の記憶を前に、自然と涙をこぼします。
抗ウィルス剤が世界中に拡散するには数年はかかるとされ、アリスはバイクでマンハッタンの廃墟に向かってエンディング。
と思いきやエンドロールの最後にレッドクイーンが「あなたたちはみんな死滅する運命にあるのよ」と言ってホントにエンディング。
長かったです。
ここまで15年かかりました 笑。
ただ、エンディングの通り、さらに続編となる可能性は十分あります。
でもミラ・ジョヴォビッチはさすがにここまででしょう。
小説版では、爆死したウェスカーの細胞が地下で眠りにつき、地上に上がれることが楽しみだ、という終わり方らしく、『トランスフォーマー』シリーズみたいに数年後を描いた続編があるかもしれません。
それはそれで観てみたいものの、ミラ・ジョヴォビッチでないとなぁ、という気もします。
いずれにしても『バイオハザード』シリーズ、そりゃ細かく観れば色々と「?」な部分はありますけど、日本のゲームから派生した一大シリーズだし、ミラ・ジョヴォビッチだし、とうことで、とりあえず一区切り、見終えるまで15年かけた自分にもお疲れ様と言いたい作品です 笑。
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