フィフティシェイズオブグレイのあらすじネタバレと感想
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を鑑賞しました。
事前情報は「かなり過激な映画」だけでした。
もっと、色々知っておくべでした、というのは後の祭りですけど。
あらすじは、若くして大企業の会長を務める大金持ち青年が、友人の代理で彼にインタビューに来た女子大生のマニアックな恋愛(?)物語。
?マークをつけたのは、アブノーマルな内容だったから。
ヒロニン役のダコダ・ジョンソン、大金持ちのプレイボーイが一目惚れするような超絶美人ではないのだけど、若き日のソフィー・マルソーに似ていています。
女子大生役なんだけど、バストがタレた感じがちょっと残念。
若き大金持ち青年が一目惚れするのですが、超絶高級プレゼント攻撃などで、ヒロインは陥落、恋仲となります。
すると若き大金持ち青年から、契約の話を持ちかけられ、その内容は日常の交際からナイトライフに至るまで細かく定められていました。
しかも、ナイトライフに関しては、かなりマニアックな内容となっており、専用のプレイルームには、端的に言えばSM関連の道具だらけとなっていました。
契約して交際を続けるべきか、契約を断ってフツーの生活を送るのか悩むヒロイン。
一方、なぜそんな性癖となったのかという青年の過去の一部も明らかになります。
ヒロインは結果的に別れを選択します。
結論を聞いた青年はエレベータに乗り込み、ドアが閉まる瞬間、ヒロインが駆け寄ってきますが、ドアが閉まる、というエンディング。
何の予備知識も無かった僕は「は?終わり?」と口に出してしまいました。
そう、原作本は全世界で1億冊も売り上げ、実は3部作だったんです。
映画も今回の1本で終わりではないようで、続編に向けてのエンディングだったんですね。
でも、ふとした疑問が浮かびました。
「この内容で1億冊?」
たぶん、おそらくですが、欧米人と日本人の感覚の違いかと。
逆を言えば、欧米ではアブノーマル(異常)では無いぐらい、偏った性癖が満ち溢れているではないか、と。
個人的には登場人物の誰にも感情移入ができないし、性癖も含めて共感することがありませんでした。
強いて言えば、金持ちのカネの使い方ってハンパないなぁ、というぐらい。
直訳すれば「灰色の50の影」というタイトル、映画のセリフでもかなり無理やり感がある詰め込みになっていた辺りも、あまり好感がもてませんでした。
続編を観に行くかどうか、悩むところではあります。
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