フォレストガンプのあらすじネタバレ感想
『フォレスト・ガンプ/一期一会』を録画鑑賞しました。
この映画、年に1度は観ている大好きな映画です。
なんといっても「人生はチョコレートの箱さ」のセリフが大好きです。
「Life is like a box of chocolates」です。
開けてみるまで、あるいは食べてみるまで中身はわからない、ということですね。
今更細かいあらすじは不要だと思います。
ちょっと知能の足りない少年が、その真っ直ぐな正直さや足の早さなどで様々な出会いを繰り返し、その半生記とともにアメリカの現代史が描かれている作品です。
ケネディ大統領を始め歴代の各大統領から、エルビス・プレスリー、ジョン・レノン、アップル社の台頭なども描かれています。
そしてそれらの人たちと、しっかり繋がっていた、というのがフォレストガンプのすごいところです 笑。
大統領からメダルや勲章を授与されたり、無名なエルビスがガンプ家に宿泊した際に幼いフォレストの不思議なダンスを真似たら大スターになったり、ジョン・レノンとはテレビで共演したり。
そしてそんな明るい話題だけでなく、黒人問題やKKKにベトナム戦争、反戦運動などアメリカにとっての暗い話題も描かれています。
ベトナム戦争の上官だった人を救ったものの、両足切断で自暴自棄になっていた彼と、亡くなった戦友の願いだったエビ漁で財を成したり。
幼なじみで初恋相手で生涯を賭けて愛した女性と紆余曲折の末結ばれるけどあっさり先立たれたり、それでもたった一夜をともにした結果の息子と生き抜こうとしたり。
なんというか、観る度に新たな発見がある映画でしょうか。
例えば初めて観たときは知らなかった「ピンポン外交を揶揄した」描写だったとか。
でも、アメリカ国民にとっての歴史映画だろうが、オマージュやモチーフが盛り沢山だとか、そういったことを抜きにしても、愚直なまでに真っ直ぐ生きることの大切さ、みたいなものは普遍であって、実は一番重要なのかも、と毎回思いながら見ています。
そんなわけで『フォレストガンプ/一期一会』、これからもずっと見続けていきたい映画のひとつになっています。
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