ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコルのあらすじネタバレ感想
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を鑑賞しました。
この作品からシリーズ連番の表記が消えたのですが、通算4本目となります。
前作『M:I-3』で監督を務めたJJエイブラムスは製作側にまわり、ブラッド・バードが監督になっています。
あらすじは、政府からも見放されたイーサンたちが核戦争を阻止するというお話。
ハンガリーで仲間が殺されファイルが女殺し屋に奪われてしまいます。
イーサンはモスクワの刑務所に服役していましたが、仲間から救出され、ついでに1人の囚人仲間も脱獄させます。
奪われたファイルに書かれていたのはコードネーム「コバルト」のこと。
その正体を突き止めるべくクレムリンに侵入しますが、コバルトが爆破テロを起こし失敗、イーサンはロシア諜報員からも首謀者として追われる身に。
救出場所に現れたのはIMF長官で「ゴーストプロトコル」が発動されたことを知ります。
爆破テロはアメリカの仕業とするロシアをかわすため、IMFを組織停止とし、一切の援助をされなくなりました。
そして、長官はロシア諜報員たちの銃撃で死亡してしまいます。
同席していたジェレミー・レナー演じる分析官と脱出し、仲間2人と合流。
そこでコバルトは大学教授の核戦争論者であることが判明。
クレムリンから核発射装置を盗み出し、偽装工作で爆破テロを起こしたのでした。
さらに、女殺し屋が盗んだファイルにはパスワードが記載されていたとのこと。
イーサンたちはドバイに向かい2人の取引を工作しますが、女殺し屋は死亡、大学教授は取り逃がしてしまいます。
インドの通信会社の衛星を使って核を起動させると情報を掴むと、ムンバイへ。
通信会社のオーナーに色仕掛けで近づき、締め上げ、衛星のパスワードを聞き出しますが、大学教授は先に衛星を乗っ取ってしまい、核が発射されてしまいます。
爆発を無効化すべくイーサンと大学教授の死闘が、立体駐車場で繰り広げられ、間一髪、爆発を防ぐことに成功。
仲間たちと祝杯を上げ、その先には前作での婚約者が現在の彼氏とデートの最中。
イーサンに気付いた彼女は微笑み、しばし見つめ合って、彼氏の後についていくのでした。
今回はこれまでの3作品よりも、ところどころに「小さな笑い」が含まれています。
監督の意向なのかトム・クルーズのアイデアなのかわかりませんが。
貨物列車の網膜認証シーンとか、吸着手袋の動作が止まるシーンとか、高層階の部屋に戻ろうとして柱に頭をぶつけるシーンとか。
それゆえ、これまでの「カッコイイ」から、少しだけユーモアというかジョークが挟まった出来栄えとなっています。
いつも通り、クレムリンを爆破するほどの大掛かりな組織や力を擁しているのに、トム・クルーズとサシで勝負することになる不自然さはあるものの、まぁ『M:I』シリーズあるあるだと思えば大したことはありません。
馴染みの仲間キャラも2人(うち1人は最後だけ)出演していますが、過去作を鑑賞していなくとも、それなりに楽しめる作品だと思います。
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