ラストリベンジのあらすじネタバレ感想

映画『ラストリベンジ』を録画鑑賞しました。

ニコラス・ケイジ主の映画ですが、彼の映画って当たりハズレが大きいのですが、この映画はどうだったのでしょうか。

原題は『Dying of the light』ですが、邦題の『ラストリベンジ』のほうがしっくりくる感じです。

 

あらすじは、22年前に拷問された敵に復讐するお話しです。

ニコラスが22年前に中東のテロリストに拷問されるシーンから始まります。

シーンは現在に戻り、すっかり老け込んだケイジですが、数々の名誉賞をもらっており、華々しい式典をもって引退するよう上司から勧告されます。

しかし「おれはまだ現場でやれる」と反発。

そんな中、死んだと思われていた22年前に拷問されたテロリストの生存情報が。

重度の認知症を発症し、治療法はなく余命3年と言われ、精神的におかしくなりつつも、上司の制止を振り切って、自分を慕う部下とともに情報があったルーマニアへ。

ルーマニアの医師がテロリストの持病とされている地中海性貧血のクスリの一部を送っていたことが判明し、調達員が警察に追われ飛び降り自殺し、テロリストに薬が届かず、追手が差し向けられます。

医師になりすましたケイジはケニアのテロリストの元へ。

まともに立ち上がることさえできないテロリストと対峙し、復讐を果たそうとしますが、フラッシュバックやら間もなく死にゆく相手やら様々なことが頭をめぐり、結局はそのままテロリストのアジトを後にします。

しかしその後ホテルのプールで命を狙われ一般客から犠牲が出てしまい、きっちりカタをつけようと再びアジトへ。

記憶混濁で精神障害のケイジと、持病でまともに動けないテロリストのヒドイ格闘シーンの後、ケイジは見事リベンジ達成。

帰りの道中、意識混濁のケイジは対向車のトラックめがけてハンドルを切ります。

後日、葬儀が執り行われ、慕っていた部下はルーマニアで手伝ってくれたケイジの元カノというか元婚約者に、彼が彼女にいつか渡そうと大事に持っていた指輪を渡してエンディング。

 

そこそこの確率で出会えるニコケイのダメ映画でした 笑。

まずもって、ニコラス・ケイジが演じる役ではありません。

なぜムリに老け込ませたメイクで演じさせようとしたんでしょうか。

他にいくらでも適任役者がいると思うんですけど。

さらに、認知症でホテルの場所もわからなくなるのに敵のアジトへはあっさり辿り着いたりといった「?」というシーンとか。

ルーマニアの元カノのおばさんが、やたら情報機関のスパイみたいな動きができたりとか。

そして何といってもヨボヨボでグダグダな格闘シーンですね 笑。

ホント、ひどい作りの映画です 笑。

たまにニコケイのダメ映画見ると、依頼された映画を断れないイイ奴なんじゃないか、と思ってしまいます 笑。

そんなわけで『ラストリベンジ』、ニコケイのダメ作品のひとつとして覚えておくことにしましょう。


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