レボリューション6のあらすじネタバレ感想
映画『レボリューション6』を鑑賞しました。
この映画はドイツの映画なんですが、wowowの企画でイチオシ的な扱いをされていた映画です。
原題は『Was tun, wenn’s brennt?』で、google翻訳によると「火災の場合に何をしますか?」とのこと。
あらすじは、政治活動していた旧友たちが再び集まって騒動を繰り広げるお話です。
1980年代のベルリン。
4人の青年と2人の女性、計6人の政治活動グループは、旧東ドイツへの抵抗運動を行っていました。
とはいえ、ちっぽけな組織で、大した知識もなく、実際は暴れること自体が目的のような活動です。
あるとき、政府の施設に時限爆弾を仕掛けましたが不発。
15年後、政府の人を巻き込んでいきなり爆発しました。
捜査に乗り出す警察。
その頃、爆弾を仕掛けた6人組はすでに解散しており、男2人だけが相変わらず騒ぐだけの抵抗運動をしていました。
しかし事件を聞きつけ、6人が再結集します。
他の4人は社会的成功を収めていたり、大富豪と結婚間近だったり、すでに家庭を持って生活していたり。
捜査が自分たちの周囲にまで及び始め、2人のアジトが家宅捜索、一切合切を押収されてしまいます。
テレビクルーに変装し、警察を取材、警察署の地下に保管された押収品を爆破しようと、6人は昔ながらに無頓着だけど楽しく計画、実行に移します。
仲間の一人が忍び込みに成功、爆弾をセットしますが、扉がロックされ逃げ出せず。
犯人を執拗に追いかける血眼の警部に捕まってしまいます。
救助に駆けつけた仲間はその警部を逆に捕縛。
殺す寸前まで行きますが、ためらい、命だけは助けることに。
大集団の警官たちに追われますが、巨大な放水車を乗っ取り、警察の門で横倒しさせ、逃亡に成功。
命を救われた警部は、彼らの人間性にひかれ、逃げる犯人たちを追おうとせず、逆に血眼になって追おうとする部下に向かって、笑みを浮かべながら引退を口にしたのでした。
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通好みするのもなんとなくわかります。
再結集して爆弾を作り始め、その過程で消火器が噴射してしまい、雪のように消化液が舞う中、スロー映像で笑い合う仲間たち。
これだけでグッとくる人もいることでしょう。
そんなワケでwowowも「知られてないけどイイ映画」として取り上げたのですが。
ただ、僕はそれほどイイ映画には見えませんでした。
んー、いかにも「昔の青春時代よ再び」が強すぎる感じだし、何より、反社会的な主人公たちに一切同情の余地がない、といった部分がそう感じるのですが。
暴力的で短絡的だし。
それでも評価が高いようなので、僕の見る目が無いだけかもしれませんが。
『レボリューション6』、若き日の無邪気な自分に出会える人がいるかもしれない映画です。
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