ローグワン/スターウォーズストーリーのあらすじネタバレ感想

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を鑑賞しました。

映画館で見て感動し、国際線の機内で二度目の鑑賞をした次第。

公開直後はさすがにネタバレ感想をアップする勇気が無かったので、このタイミングでの投稿にしてみました。

先に言いますが、個人的には本編のエピソード1~7よりも、圧倒的に好きになってしまった作品です。


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あらすじは、エピソード3と4の間を繋ぐ「なぜデススターの設計図が盗まれたのか」が明らかになるお話。

少女ジンは農業を営む両親と慎ましい生活を送っていましたが、実際は科学者である父がデススターの建設をすすめようとする帝国軍に拉致されてしまい、母は殺されてしまいます。

隠れて物陰から見ていた少女は伝説の戦士ソウゲレラに救出されます。

数年後、成長したジンは犯罪を繰り返しながら生き延びており、強制労働収容所に収監されていました。

彼女を救出にきたのは反乱軍ですが、隙を見て逃亡を図るジンでしたが、同じく反乱軍の兵アンドーのドロイドK-2SOに捕まり、反乱軍の本拠地に連行されます。

帝国軍が開発中のデススターの存在を元老院に提出しようと画策する反乱軍。

そのためにはジンを救出したソウゲレラと接触を図ることが目的で、そのためにジンを仲間に引き入れたい、というものでした。

デススター開発の首謀者はジンの父と知られており、最終的には彼を抹殺することが反乱軍の裏の目的でした。

父が拉致され、母を殺された彼女は、帝国軍も反乱軍も似た者同士と取り合いませんが、素性を帝国軍に明かされてしまうと生きていけず、しぶしぶ捜索を手伝うことに。

一方、開発の首謀者となっていた父ですが、デススターの弱点を反乱軍に知らせるべく、パイロットのボーディに情報を持たせ帝国軍を脱走させ、ソウゲレラのもとに向かわせました。

ジンとアンドーは帝国軍と交戦することになってしまい、窮地に陥りますが、フォース信奉者の盲目の僧チアルートと彼の相棒で射撃の達人ベイズが救出。

ジンはソウゲレラと再会、ボーディが所持していた父のホログラムを二人で確認します。

自分は魂まで帝国軍に染まっていないこと、従ったフリをして開発を進めるが、リアクターモジュールに弱点を忍ばせ、そこを突けばデススターは破壊できること、デススターの設計図はタワーに収めていることなどを語っていました。

しかしそこに帝国軍が急襲。

情報漏えいを疑う提督が、デススターの試射を放ち、ソウゲレラは留まって死を選択、彼女らは辛うじて脱出に成功し、研究所にいるとされる父の元に向かいます。

しかし彼を抹殺したい反乱軍はその目前で空爆を開始、父との再会はそのまま死を見届ける形に。

反乱軍基地に戻りデススターの弱点と設計図強奪計画を提案するも、誰からも信用してもらえないジン。

さらには幸福を口にする上層部まで現れる始末。

単独行動を始めようとすると、行動を共にしたアンドー、ボーディ、チアルート、ベイズを筆頭に戦いを決意した仲間たちが集まってきて、ローグワンが結成されます。

設計図を奪いにタワーへ。

反乱軍も重い腰をあげて援護に。

待ち受ける帝国軍と地上では白兵戦、上空では空中戦、さらに宇宙でも艦隊戦と大規模な戦闘に。

設計図を反乱軍に転送するためにはシールドゲートを解除せねばならず、そのためには制御卓のスイッチを入れねばならず、ボーディー、チアルート、ベイズの地上組が彼らの命と引換に、ケーブルを接続させることに成功させます。

宇宙では反乱軍の戦艦を帝国軍の戦艦に衝突させ、さらにもう一隻へ体当たり、墜落する戦艦がシールドゲートを解除。

タワー内でデススターの設計図を見つけ出したジンは電波塔まで登りデータ転送を始めようとしますが、かつて母を殺した敵司令官が現れ窮地に陥るも、途中で転落死したと思われていたアンドーが救出、データ転送に成功。

一連の戦闘を宇宙から見ていた帝国軍の提督は、反乱軍の一掃とデススター開発の手柄を横取りするため、デススターで惑星を破壊するよう命じ、レーザー砲が放たれます。

地上にいたジンとアンドーはローグワンとして二人だけ生き残っていましたが、デススターのレーザーを受け崩壊していく地で、見つめ合い、抱き合って最期を迎えます。

宇宙の反乱軍の戦艦では設計図のデータ奪取に成功したものの、取り返しに現れたのがダースベイダー。

反乱軍の戦艦に単身乗り込んで、悪のフォースやライトセイバーで敵兵をメッタ斬り。

しかしデータは間一髪、レイア姫に渡されたのでした。

レイア姫は脱出船で惑星オルデラーンへと向かいます。

このシーンがエピソード4の始まり10分前で、エンディング。

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反乱軍がどんな方法でデススターの設計図を盗むことができたのか、ジェダイもフォースも無い時代なのに。

この謎を解き明かしてくれたのがこの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。

公開前は、スピンオフと謳われていたこともあって、あまり期待していませんでしたが。

見終えた直後は、スターウォーズ本編超えたなぁ、でした。

理由はたくさんあるんですけど、地上と空中と宇宙での大規模戦闘、反乱軍=善と思われていたけど、そこにも闇とか影が存在していたこと、ローグワンのキャラクター達が際立って良かったこと、そしてやはりローグワン全員が死んでしまうという悲しいお話だったこと。

スピンオフというより、エピソード3.5で十分すぎるぐらいです。

おそらくは本筋と違いを持たせるため、オープニングでのいつものテーマ曲を流さなかったのだと推測していますが、もったいない完成度だと思います。

ローグワンのキャラクターたち、K-2SOしかり、ボーディ、チアルート、ベイズといった人たちは、正直、エピソード7の連中より輝いて見えました。

そして、ダースベイダーの相変わらずの存在感、鳥肌たつほどカッコ良かったです。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、忘れられない作品のひとつになりました。


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