共謀者のあらすじネタバレ感想

韓国映画の『共謀者』を録画鑑賞しました。

おそろしく「つまらない」映画でした。

基本的には臓器密売をテーマに、ムダに残酷なシーンばかり描写され、制作側は「この大ドンデン返し続きのストーリーはどう?」という高飛車な感じが腹立たしい内容でした。

主人公は小澤征悦というか若かりし渡辺徹に似ていて、冷静でケンカも強くやたらカッコつけで、でもビンボーな運び屋で、いまいちおかしな設定だし。

 

ネタバレ的に、時系列でストーリーを整理します。

色んな運び屋をしていた主人公は、中国行きの客船で臓器密売用に、拉致し、摘出手術をしようと試みるけど、執刀医が酒によって人質が逃亡。

兄貴分の人間と一緒に人質は海に落ち死亡。

それからはチマチマした密輸業も、3年後、カネに困って再び臓器移植密輸を実行。

しかし、その人質は、3年前に死んだ兄貴分の妹だった。

執刀医や運び屋のおばちゃんを買収し、実際は妹を死なせず、逃すことに。

しかし、部下の裏切りにあい、運び屋の立場を追われ、結局妹も摘出後殺されることに。

主人公が思いを寄せていた女性は病弱の父の移植手術のため、同じ船に乗船し、中国に着くも、ダマサれていたことを知ったときには、既に父も摘出され殺されることに。

女性は病院の屋上から投身自殺します。

すべての悪の元凶は、兄貴分の妹の旦那でした。

保険屋として富裕層向けに違法な臓器提供を行っていたのです。

主人公は保険屋を射殺、逮捕され、世間も臓器密売グループ逮捕に沸きます。

エンドクレジットで、悪行を続ける保険屋が映し出され、終わり。

 

ホント、おかしな映画でした。

結局は、どんでん返しと残酷シーンの連続、という印象だけが残る映画です。

しかも、どんでん返しも残酷シーンも多すぎて、気分が悪くなるだけ。
ただ、臓器売買は身近にある恐怖であることは現実なのでしょう。

大陸系の人間と半島系の人間が手を組めば、いとも簡単にカネのため悪魔となれる、という教訓の映画なんじゃないかと。

しかし、日本で炊飯ジャーを爆買いして帰国する大陸な人たちを思い出しましたが、実はジャーの中身に密輸品が、なんて想像すると、ちょっと身震いしてしまいます。


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