沈黙の処刑軍団のあらすじネタバレ感想

スティーブン・セガール作品の『沈黙の処刑軍団』を録画鑑賞しました。

wowowで録画したスティーブン・セガール特集はこの作品が最後なので、当分はセガール作品から離れられます 笑。

原題は『FORCE OF EXECUTION』なので、端的に訳せば「実行力」?、セガール的には「死刑執行の力」みたいな訳となるのでしょうか。

この作品は2013年製作のため、ちょっと老いが見えてきたセガールに出会えます 笑。
あらすじは、マフィア同士の抗争のお話です。

珍しくマフィアのボス役というセガール。

右腕的存在のブレン・フォスターに囚人の暗殺を指示するも、仲間だったはずのヴィング・レイムスの謀略で、別の男を殺してしまいます。

組織の掟として失敗は許されず、フォスター両腕を粉々に砕かれて破門。

しかし、セガールの娘が働くレストランの2Fに住んでおり、マフィアの抗争に巻き込まれていきます。

ヴィング・レイムスはセガールを引きずり降ろそうと画策。

ついに全面戦争に。

フォスターはレストランのシェフに両手を治療され、セガールからも復帰しろとの指示が。

このシェフ、なんと呪術師の末裔で、粉砕骨折をサソリの毒とノミで叩くことで完治させてしまいます。

直後、殺されてしまいますが。

最強のボスに最強の格闘家が再度タッグを組めば、負けるはずありません。

最後はあっさりレイムスの頭に銃弾を打ち込んでエンディング。

 

スティーブン・セガールもトシなんでしょうね 笑。

自らのアクションシーンをほとんど封印し、どちらかといえば、ブレン・フォスターが主演と言ってもいいのではないでしょうか。

勧善懲悪がセガール的テーマだったのですが、この作品はマフィアしか登場しません。

とはいえセガールは善玉マフィアとしての扱いですけど 笑。

映画ではさらに、もう一派のインテリマフィアみたいな組織も登場して、ちょっとだけ三国志みたいです。

実は呪術師で、サソリの毒とノミで叩いて粉砕骨折が瞬時に完治する、というくだりが無ければ、そこそこ渋くてそこそこ重厚なマフィア抗争映画だったと思います。

でも、呪術師のシーン、けっこう楽しく見させて頂きました 笑。

『沈黙の処刑軍団』は、「セガールの、セガールによる、セガールのため映画」とはちょっと違ってます。

それにしても役名がアレクサンダーとかコンスタンティンとか、かなり手抜きだなと思ってしまったわけですが 笑。

これまでの作品よりも、少し見入ってないと、誰がどの組織の人でどんな人か、がわかりにくいのでご注意を。


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