沈黙の帝王のあらすじネタバレ感想
映画『沈黙の帝王』を鑑賞しました。
タイトルから見ての通り、スティーブン・セガールものですが、彼は監督でも主演でもありません 笑。
日本の配給会社は安易に彼と『沈黙』を結びつけすぎです。
★直筆サイン★スティーヴン セガール★Steven Seagal
あらすじは、近未来の超管理社会の殺し屋が解放の英雄になるお話。
2029年のアメリカは、監視によって超管理社会になっており、国の組織から敵と判断されるとすぐに殺されてしまう環境に。
政府組織の殺し屋の一人、ジョニー・メスナーはある夜、管理社会を嫌う要人を射殺しますが、そこにいた娼婦だけ殺害しませんでした。
彼女が過去、殺し屋の仲間で、ガールフレンドで、しかし上部からの命令で自らが暗殺した女性と瓜二つだったからです。
その結果、上司から叱咤されます。
その上司は組織の帝王スティーブン・セガールから、一緒にいた娼婦を殺さなかったためメスナーを処分するよう命ぜられるも、説得してメスナーを使い続けることに。
罰としてメスナーは、脳内プログラムの書き換えをさせられることに。
しかし手術中に逃走、病院内で追われる身となるも、閉じ込められた、かつて殺した彼女を発見。
彼女を救出し一緒に逃走。
メスナーの自宅で結ばれる、寸前に殺し屋部隊が急襲してきて囚われの身に。
生爪剥がされたり、歯を抜かれたりの拷問を生中継で放映されます。
拷問を止めにきた上司のおかげで命拾い。
こんな超管理社会をぶっ潰そうと決意し、スティーブン・セガール邸に侵入し、暗殺することに。
見張りを倒していきスティーブン・セガールと対峙するも、超人並の強さであっさり捕縛。
セガールはメスナーに、真実を見ろ、と言って監視カメラ映像を見せます。
すると、上司と彼女が密会中。
彼らはセガールを倒し、自由社会を手に入れ、自分たちっが新世界の英雄になることを目的にメスナーを暗殺に向かわせたのでした。
しかも、実は彼女でも何でもなく、記憶を操作されていただけで、これまで逢ったことも無く、上司と彼女はキスを交わすのでした。
解放されたメスナーは上司と彼女に暗殺の結果報告に。
そこで上司を射殺。
泣いて懇願し、あなたを愛してしまった、という彼女も射殺。
その足で再びセガールの元へ。
これからの服従を誓うように見せかけ、ナイフでセガールの腹を刺すメスナー。
部屋を出て、見張り達に殺される覚悟だったものの、拷問の映像を見て決起した反乱衆がなだれこんできて、メスナーは一躍英雄に。
高層ビル一面の映像広告に彼が大写しとなり、国は自由を手に入れます。
セガールの部屋では、腹を刺されたセガールが絶命寸前。
すると元気な姿のもう一人のセガールが現れ、刺されたセガールに、弟よありがとう、と言って、介錯を願う弟に日本刀を振り下ろすのでした。
これって、セガール詐欺です 笑。
見終えるまでいつもの『沈黙』シリーズだと思っていたので、実は主人公がセガールで、実はイイ奴で、最後は彼が自由社会を勝ち取る、と思って観ていたものの、いっこうにその気配なく 笑。
映画の中では超絶美人役で扱われていたヒロイン役のサーシャ・ジャクソンも、ホントはもっと美人だと思うけど、全然美人に見えないし。
セガールとしては、日本語セリフがあったり、愛人が日本人風というだけでオファー承諾したんじゃないか、とさえ疑ってしまいます 笑。
でも、『沈黙の帝王』、最初からB級映画だと思って観れば、(違う意味で)面白いと思います。
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