2ガンズのネタバレと感想
デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグが出演のアクション(?)映画。
強盗2人組の話かと思いきや、けっこうすぐに2人の背景が明かされる。
デンゼル・ワシントンはDEA(麻薬取締局)、マーク・ウォールバーグは海軍の所属。
お互い素性は隠しながら、メキシコの麻薬王と取引。
で、麻薬王が300万ドルもの金を預けている銀行へ強盗に入ることに。
デンゼル・ワシントンは麻薬取引で、マーク・ウォールバーグは資金洗浄で麻薬王を逮捕することを、それぞれが考えていた。
実際に強盗に押し入り、隠し金庫を開けてみたら、4300万ドルもの大金が。
なぜこんな大金が、とワケも分からず全ての金を強奪することに成功。
帰路、DEAであることを知ったマーク・ウォールバーグはデンゼル・ワシントンを銃で撃ち負傷させ、一人で金を持って逃げる。
情が働いたのか、DEAであることにビビったのか。。。
撃たれたデンゼル・ワシントンはなんとか上司の家まで辿り着く。
大金を海軍に持ち帰るも、デンゼル・ワシントンを射殺しなかったことで軍から逆に命を狙われるハメに。
しかし、そこには大金の持ち主、なんとCIAの待ち構えが。
上司はあっさり射殺され、デンゼル・ワシントンは上司殺害の嫌疑となってしまう。
嫌疑を晴らしたいなら大金を返せとCIAからの脅し。
マーク・ウォールバーグの自宅に向かうも、海軍に襲撃されるがマーク・ウォールバーグの援護で逃走に成功。
麻薬王から真相を聞き出すため訪ねたデンゼル・ワシントン。
が、マーク・ウォールバーグが突然現れ、麻薬王を連れ去ってしまう。
カーチェイス、そして仲直り。
4300万がCIAの金であること、麻薬取引の7%を上納していることを知った2人。
しかし、またも海軍の襲撃。
逃走中に麻薬王軍団に2人は捕らえられてしまう。
海軍から24時間以内に金を取り戻すよう脅される2人。
海軍基地に突入、でも金は無い、ドンパチ、爆破などあってまた逃走。
海軍も麻薬ギャングもCIAにも復讐を果たそうとするマーク・ウォールバーグ。
復讐に反対のデンゼル・ワシントン。
で、結局カネが見つかったのはデンゼル・ワシントンの同僚で恋人が隠し持っていたモーテルのベッドだった。
同僚で恋人は、麻薬王に捕まって殺されていた。
全軍団を集合させたマーク・ウォールバーグ。
絶体絶命のところに、カネを持ったデンゼル・ワシントン登場。
ドンパチがあって、2人以外は全員死亡。
大金をまき散らしたまま2人は現場を去る。
エンディングでは、あそこに全額持っていったわけではない、とおどけ顔のデンゼル・ワシントンが映しだれて終わり。
なんて、濃いストーリーなんだ 笑。
設定上、ありえないことだらけなんだけど、まあコメディだからな、と思って観ると非常に面白い。
基本的に腹黒い悪人たちが汚いカネを奪い合う、という構図。
それが主人公2人と麻薬ギャングとCIAと海軍という突拍子もない組み合わせ。
惜しいのは海軍の腹黒さがそれほど目立ってないことかな。
悪行を直訴しに向かった少将は組織を守る悪人だったけど、直属上司の少佐の腹黒さがあまり伝わらない。
後はCIAの悪人を、もう少し悪人が似合う俳優だったら良かったのに。
でも、気楽に観られるドタバタドンパチ映画と思って観れば楽しい映画でした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。