CAVE ケイブのあらすじネタバレ感想
映画『CAVE ケイブ』を鑑賞しました。
WOWOWの告知では、洞窟探検に挑む3人の仲間たちが、閉ざされた世界で関係がゆがんでいく、極限状態のサバイバルスリラー、ということでした。
ノルウェーの映画なので、面白おかしいシーンは皆無だろうなぁ、と思っていましたし、そういうノルウェー映画のサスペンススリラーなんて、けっこう見入ってしまうかなぁ、期待して見始めました。
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主人公は友人夫婦(カップル?)に1年以上ぶりに誘われ、昔楽しんだ洞窟探検に向かいます。
途中一泊した山小屋では早朝に夫婦(カップル?)が営んでいるところで目覚める主人公。
道中、謎の人影がチラホラします。
洞窟入口の柵は開けられていました。
洞窟を進んでいくと、テントが設営してあり、中を確認すると大量の血痕にまみれた寝袋が。
外に出られたら警察に連絡しよう、ということに。
さらに先に進むと主人公が洞窟の狭い部分に挟まってしまい、力ずくで抜き出すと落盤。
来た道を戻れなくなります。
洞窟内で野営すると夫婦(カップル?)はまたも営みの行為に。
地底湖に辿り着き、酸素ボンベを着用して潜水していくと、途中で潜水服を着た死体に遭遇。
旦那(彼氏?)の酸素ボンベに不具合が発生し、危うく溺死するところでした。
最初に地底湖を抜けたのは主人公。
次に浮上してきた旦那(彼氏?)の姿を確認すると、なんと頭を沈めて溺死させます。
最後に妻(彼女?)が浮上してくるのを見計らって、彼が息もせず浮上してきた、と介抱する仕草。
ダミーで人工呼吸していたら、なんと息を吹き返します。
しかし意識はないため、妻(彼女?)に先に外に出て救助を求めるよう、走れ、と言って離れさせます。
救助を求めに行った女ですが、行き止まりのため、2人の場所に戻ると、主人公が旦那の首を絞めていました。
逃走した女は洞窟の隅に隠れますが、主人公は暗視ゴーグルを着用していてすぐに女を見つけ出します。
恐怖に怯える女にキスした後、女が持っていたライトを奪って1人置き去りにします。
女は暗闇の中を壁伝いで進むと、誰かと携帯電話で話す主人公の姿が。
どうやら相手は父親のようで、予定通りに進行しているから出口と落ち合う場所を教えてくれ、的なことを話してました。
女は石を持ち、背後から近づき、頭を殴り、馬乗りになって、顔面と頭を叩き潰します。
洞窟内の川を見つけ、激流に飲まれ、気づくと外に出ていました。
ヨロヨロになりながら陸に上がり、トボトボと道を歩いていると、ジープに乗ったオヤジが町まで乗せようと声をかけます。
一瞬開けたトランクには人の腕が。
女を乗せてジープが山を下っていってエンディング。
これはヒドイ、あまりにもヒドイ映画でした。
一体ナゼこんな映画を製作しようと思ったのでしょうか。
ちらつく人影、寝袋の血痕、謎の足跡、謎の溺死体、これらが何かの伏線なのかと思いきや、まったく関係あらず。
単に、主人公が女を奪いたいから男を殺した、という陳腐な動機。
しかもあっさり逆襲され死んでしまい、たぶん主人公だった男の電話相手の父親だと思いますが、トランクに垣間見えた人の腕も意味不明。
CAVE2、という字幕が出たので、続編に期待してね、という意味でしょうけど、全く期待なんてしません 笑。
ただ、良かった点を挙げるならば、ノルウェーの大自然風景でしょうか。
最初の場面のほうは、キレイな自然だなぁ、と思って鑑賞していましたし。
あとはやたら時間が短かったことも良かったです。
わずか78分の映画でした 笑。
これで2時間も見させられたら、時間を返せ、と言いたくなります 笑。
『CAVE ケイブ』、別な意味でコワイもの見たさが旺盛な方に、とてもおすすめな映画です 笑。
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