セーフハウス狙われた家族のあらすじネタバレ感想

イギリスのドラマ『セーフハウス~狙われた家族~』全4話を観終えました。

今年の春に放送され、イギリスでは超大ヒットしたドラマだそうで、すでに第2弾の放送も決まっているとか。

ちなみにこれだけの大ヒットながら、僕の知っている俳優は一人もいませんでした 笑。

 

あらすじは、セーフハウス(隠れ家)を舞台に、誘拐、殺人、過去など多くのミステリーが紐解かれていくドラマです。

主人公の元刑事は妻とともに静かな湖畔でゲストハウスを経営していましたが、元上司で友人の刑事から、誘拐されそうになった子供の一家をセーフハウス(隠れ家)として使わせてくれ、と依頼されます。

遊園地で誘拐されそうな子供は、間一髪救出されたのですが、父は殴られ重傷、助けに入った通行人は刺殺されてしまいました。

逃走した犯人の誘拐の目的もわからず、警察も犯人を特定できず、という状況でした。

ちなみに主人公は刑事時代、匿っていた美人証言者を目の前で撃たれ死なせてしまった過去があります。

被害者長男を捜索したり、その長男がヤク絡みで犯人との接点があったり、母親の妹が全く関係無かったのに犯人に殺されたり、過去の証言者殺された事件の再審だとか、主人公と殺された証言者は浮気する仲だったのではという疑惑だとか、元上司で友人の刑事と主人公の妻が何らかの繋がりがあったり、そもそもなぜ犯人が誘拐しようとしたのか、など「これでもか」という「謎のたたみかけ」です。

犯人は子供の実の父親で、殺害した母親の妹との間にできた子供でした。

妹はクスリに溺れ、今の母親が引き取って育てていました。

その犯人は子供に本当のことを告げ、射殺されます。

射殺を命じた友人の刑事は、実は殺された証言者と付き合っていました。

それなのに自分を振り主人公と浮気し始めたと思い込み、彼女を狙う一味に命を狙わせました。

そのことを銃をつきつけながら主人公に真相を話した刑事は、たぶんスペインへの高飛び。

ここまでが明らかになった真相です。

第二弾へ持ち越しとなった謎は、元刑事と主人公の妻の関係。

幼い二人が一緒に映った写真の謎です。

 

これだけの「謎」が次から次へと出てくるドラマですが、決してジェットコースター的ではなく、静かに、淡々と描かれていきます。

イギリス特有の寒そうな曇空がより重々しい感じになっています。

とはいえ、そんなに大ヒットするもんかなぁ、というのが観終えた直後の感想ですけど。

いくらんなんでも登場人物のほぼ全員が何らかの重大な過去を抱えているなんて、ちょっとやり過ぎな感じがします。

イギリス人はこういう展開のドラマが好きなんだなぁ、と。

でも、たぶん、wowowが続編となる第二弾も放送してくれることでしょうから、それはそれでちょっと楽しみですが。


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