パーソンオブインタレスト シーズン5のあらすじネタバレ感想
アメリカのドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』シーズン5、全13話を観終えました。
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個人的に海外ドラマベスト3に入る、大好きなドラマの完結シリーズです。
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前シリーズの最後で、マシンのコアシステムの一部をアタッシュケースに避難させることに成功したマイケル・エマーソンたち。
再設定して再起動を試みるも、時間が狂い、過去に死んだ人や関係ない人の社会保障番号、そしてマイケル・エマーソンたちをも脅威人物として扱ってしまうように。
これらの問題は程なくして解決し、これまで社会保障番号だけを公衆電話で伝えるだけだったマシンをオープンシステム化することで、対話が可能になります。
生死が定かでなかったサラ・シャヒは、敵組織から洗脳されようと7千回もの脳内シミュレーションを実施されていました。
心折れる直前、エイミー・アッカーからの暗号通信を受取り、脱獄。
そこは南アフリカでしたが、ついにNYまで戻り、仲間と合流を果たします。
しかし7千回ものシミュレーションにより、今起こっていることもシミュレーションでは、という疑念が物語終盤まで続くことに。
物語中盤では、過去に登場した犯人たちも出演。
ある者たちはチームを組んでマイケル・エマーソンたち同様に「人助け」をしていたり、ある者はより悪くなって爆死させられたり。
NY市警で仲間のケヴィン・チャップマンは、マイケル・エマーソンたちがあまりにも秘密にし過ぎることで逆ギレ、一旦は仲間から外れますが、ジム・カヴィーゼルが全てを話し、仲間に復帰。
先シーズンで死んだと思われていたイライアスが生きており、マイケル・エマーソン宅に身を隠していました。
そしてついにマイケル・エマーソンの身元が敵のAIサマリタンにバレてしまいます。の
彼を逃そうとする途中、今度は本当にイライアスが死んでしまいます。
さらに、エイミー・アッカーまでもが敵の銃弾で死んでしまいます。
一度は敵に捕まるもマシンの誘導で逃走したマイケル・エマーソンは単独行動に。
ウィルスソフト会社から、最も危険なコンピュータウィルスを盗み出し、NSAにもぐりこみ、サマリタンにウィルスを仕掛けようとします。
しかし起動寸前のところで敵組織のリーダーに捕まり、マシン共々仲間に引き入れようとされます。
拒むマイケル・エマーソンに対し、敵リーダーは部屋の酸素を低下させ、自分の命もろともマイケル・エマーソンを殺そうとしますが、マシンの誘導でマイケル・エマーソンのみ救出。
敵リーダーはあっさり死んでしまいます。
マイケル・エマーソンはウィルスを起動させたのでした。
一方、サマリタンのエージェントはエイミーアッカーの墓を掘り起こし、彼女がマシンと会話していた人工内耳システムを取り出したことで、仲間のアジトや身元などが筒抜けに。
マイケル・エマーソン、ジム・カヴィーゼル、サラ・シャヒ、ケヴィン・チャップマンの4人が合流してサマリタンとの最終決戦に。
コンピュータウィルスを避けようとサマリタンは自身をバックアップサーバに避難したので、そのサーバを破壊すること。
と同時に、それはマシンの停止も意味しています。
サラ・シャヒ、ケヴィン・チャップマンは地下鉄アジトに残り敵を迎撃。
エイミーアッカーの声となったマシンは、サラ・シャヒに彼女の思いを伝えます。
ケヴィン・チャップマンは腹を刺されますが、二人は辛うじて生き延びます。
一方、マイケル・エマーソン、ジム・カヴィーゼルの二人はバックアップサーバがある連邦準備銀行地下金庫へ。
サマリタンはさらに人工衛星にバックアップ避難していました。
マイケル・エマーソンはこれ以上犠牲を出したくないとの思いから、ジム・カヴィーゼルにお別れと感謝の言葉を述べ、彼を地下金庫に閉じ込めて、ビル屋上の衛星アンテナに向かいます。
アンテナから人工衛星にウィルスを送る算段ですが、そのビルは戦艦からのミサイルで爆撃されることも理解しています。
シャットダウン寸前のマシンと最後の会話を交わすマイケル・エマーソン。
しかし、そのビルが人工衛星と通信できるビルではないことに気づきます。
そのとき前方ビルの屋上にジム・カヴィーゼルの姿が。
彼は、以前からマシンと会話していたこと、この日のためにマシンと取引していたことを明かします。
そして、彼に逃げるよう言い、感謝の言葉を伝え、ウィルスを人工衛星にアップロード。
彼の周りに多くのエージェントが彼を殺しにきます。
マイケル・エマーソンは後ろ髪引かれながらも、監視カメラに向かってマシンにお別れを告げ、ビルを後に。
ジム・カヴィーゼルは最後、敵組織員たちに撃たれ、蜂の巣状態となり、そして、戦艦からのミサイルがビルに命中し大爆破。
後日。
エイミーアッカーを撃ち、ケヴィン・チャップマンを刺した敵エージェントのもとにサラ・シャヒが。
彼を射殺。
彼女はその後、カフェで朝食を食べるケヴィン・チャップマンのもとに行き、マイケル・エマーソンの飼い犬を彼から預かり、お別れを告げ、街へ。
マイケル・エマーソンは元恋人のもとへ向かい、街頭で絵を描いていた彼女と再会。
マシンは、終焉直前、自身の声をテープレコーダーに録音していました。
そしてその声でもって人工衛星から起動プロセスが流れ、地下鉄アジトのコンピュータの電源が入ります。
犬とともに街を歩くサラ・シャヒの近くの公衆電話が鳴ります。
電話を見つめ、受話器を取ったサラ・シャヒは、微かに不敵な笑みを浮かべ、受話器を置き、また歩き始めてエンディング。
恥ずかしながら、最後の2~3話ではけっこう涙する場面が多かったです。
AIという先端ITを扱いながらも、実は人間の生き様と死をテーマにした作品でした。
というか、こんなにキレイに完結するなんて、アメリカのドラマではかなり珍しいと思います。
二部作か三部作で、映画向けにリブートしてもいいんではないでしょうか。
とはいえ、本国アメリカではこのファイナルシーズン、かなり視聴率悪かった様子。
うーん、欧米人の思考も嗜好もよくわかりません 笑。
『パーソン・オブ・インタレスト』シリーズ、最初から最後まで面白く見入った作品でした。
ひょっとしたら個人的アメリカドラマ、ナンバー1の作品かもしれません。
まぁ確かに、ツッコミどころがあるにはあるんですけど、そんなこと気にならないほど、良いドラマでした。
今後、これぐらいハマってしまうドラマにいつ出会えるかわかりませんが、こういうドラマが増えてくれることを願っています。
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