ベーリング海の一攫千金S11のあらすじネタバレと感想
ディスカバリーチャンネルで放送された『ベーリング海の一攫千金シーズン11』全18話を見終えました。
アラスカというかアリューシャン列島のひとつ、ウナラスカ島のダッチハーバーを拠点とする、カニ漁船の男たちの密着ドキュメンタリーです。
今年もお馴染みの6隻に密着しての放送で、今シリーズも多くの見どころがありました。
個人的なNo.1エピソードは『サガ号のエリオット船長、ついに船を下りる』でした。
破天荒な悪ガキのまま大人になった感があるエリオット船長は、妻子から別れ話を切りだされ、たびたびドラッグに溺れる生活を送っていました。
それが先シーズン?先々シーズンの話です。
何度かドラッグをやめる宣言したり、実際にやめたりもしていたのですが、結局元に戻ってしまう。
今回はさらに症状も悪化し、療養施設に入院したりもしました。
そして結局は船長の座を譲ることを決心したのです。
譲る相手はノースウェスタン号でカニ漁をしていたジェイクでした。
ジェイクは船長になるのが夢で、シグ船長にたびたび昇格や操縦をさせてくれるようお願いしてましたが、まだ早い、と言われ続けていた若手漁師です。
妻が出産直前で入院したその日にエリオットからの次期船長お願い電話が。
家族のこと、シグとのこと、色々悩んだ挙句、夢である船長の座を勝ち取ったわけです。
しかし海は過酷な現場で、新参船長に厳しい仕打ちを見せるのでした。
不漁続きでシグに泣きついたり裏切ったり、船員からは見下されます。
しかし、最後の最後で好漁に恵まれたのでした。
エンディングでは彼と妻、生まれたばかりの赤ん坊が映しだされたことが、今季最大のエピソードであったことが伺えます。
また、天候との戦い、もシーズン11の大きな見どころでした。
過去最大級の嵐と迫り来る流氷との戦いです。
船の何倍もの高さの波に覆われるシーンはハラハラドキドキでした。
流氷はシーズン最後の追い込み期にやってきて、どの船も時間との戦いでした。
他には今シーズン唯一の女性船員の挑戦と撤退、ちょっとイカれ気味な船員、心弱い新人船員など。
女性船員、最初はがんばっていたんですけど、やはり過酷な現場を続けていく体力不足はごまかせず。
それでも船長と彼女、ともに気分良くお別れし、船をおりることができました。
女性船員、毎年一人ぐらいチャレンジする姿が見たいものです。
なお、今年の漁獲高(単位:ポンド)は以下のとおりとなりました。
- ノースウエスタン 1150
- タイムバンディット 920
- ウィザード 800
- サガ 550
- ケープコーション 500
- コーネリアマリー 402
この結果、ノースウェスタン号の船員は約1150万ドルの報酬で、最下位のコーネリアマリー号は350万ドルとなりました。
実に3倍近くの開きとなるんですね。
まさに「一攫千金」です 笑。
『ベーリング海の一攫千金シーズン12』はアメリカでの放送も決まっているようなので、年末には日本でも見られることになるでしょう。
期待しています 笑。
コメント
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ベーリング海の一攫千金 この番組のレビューをしてくれる人をようやく見つけられました!
そして前シーズンから引き続き見ていただきありがとうございます
できれば旧シーズンのレビューもお願いしたいのですが・・・
カニ大好きさん、コメントありがとうございます。
ベーリング海の一攫千金はたしかシーズン4ぐらいからナマで観ておりました 笑。
ただ、過去に遡って感想を書いてしまうととてつもない作業量となるため、ブログ開設以来そのとき見た映画や番組などに限定しておりました。
ですのでディスカバリーチャンネルが「過去エピソード一挙放送」みたいなことがあれば、そのときは放送を見て、感想を書くことにします 笑。