暴走地区zooシーズン2のあらすじネタバレ感想
wowowの海外ドラマ『暴走地区-ZOO-シーズン2』全13話を鑑賞しました。
シーズン2といっても、前作の終了場面からそのまま続いているので、新シーズンというよりは長編ドラマの後半部といった感じでしょうか。
あらすじは、知能を持ち始めた動物たちvs人間、のみならず、研究者たちvs動物処分派の構図も描かれるお話。
5人の「ワクチンで動物を元に戻そう」とするチームは前作のまま。
前作で飛行機墜落により死亡したと思われていた女性ジャーナリストは、奇跡的に生きており、墜落した島から脱出して仲間に合流しようとしますが、襲ってくる動物、狂った住人たちに狙われるも、元兵隊に救われ、2人で協力、脱出することに。
他の4人は調査研究を進めるも、動物たちが散布した液体で、人間がゾンビ化してしまう様を目の当たりにします。
また、その頃には新メンバーの女性傭兵も仲間になっていました。
彼らを支援していた組織の女性リーダーがアリの襲撃で死亡。
一方、動物皆殺し作戦を企てる軍部は、研究チームを邪魔したり排除しようとしたり。
研究チームは作戦を止めるべく、軍部と協力関係にある化学会社に潜入しますが、チームの1人、女性分析官が毒ガスを浴びてしまい死んでしまいます。
組織のリーダーから渡されていた飛行機が彼らの移動アジトですが、そこにCIA副長官が現れ、飛行機はもともとは自分たちのもので、これからも活動を支援する旨伝えられます。
チームの獣医病理学者の義母にあたる女性で、関連のエピソードもあったり。
女性分析官が死の間際に伝えた情報を追い、1890年代発行の新聞に辿り着き、動物の異常行動が当時も存在していたことが明らかに。
記事からクラゲの一種にヒントを得、捕獲、調査すると、当時の研究者がX線照射したことで、眠っていたDNAが呼び起こされたと判明します。
研究者の家でX戦照射した動物のリストを確保しますが、主人公のサファリガイドは暴走を始めます。
彼にもDNA変化が起きていました。
そしてその頃、彼の母親も暴走を始めゾンビ化し、人を認識できず、息子の主人公が射殺するのでした。
墜落した女性ジャーナリストも合流しますが、一緒にいた元兵は軍からのスパイで、チームは拘束されますが、難を逃れます。
母と自分のDNA変化は父の研究が原因と睨んだ主人公たちは、死んだと思われていた父を見つけ出します。
突然ロシアの大臣が来訪しワクチンの成果を聞いてきます。
チームはロシアが動物皆殺し作戦から撤退するよう進言するも大使館が動物に襲われ大臣は死亡。
軍が保有していた動物皆殺し作戦の毒ガスを破壊し、作戦を中止に追い込んだかと思いましたが、中止を指示する軍上層部を部下が射殺、続行するよう命じます。
チームは動物変異を研究する科学者共同体と合流しますが、実は彼らは動物皆殺し推進派で、メンバーは拘束され、研究失敗の動物のエサにされそうになりますが、そこで軍のスパイだった男と合流。
彼は心入れ替え、力になり、メンバーとともに脱出しますが、飛行機内から研究成果全て持ち出された後でした。
しかも動物皆殺しウィルスは世界中にバラ撒かれてしまいます。
科学者共同体の研究施設から、娘のために血清を探し出す獣医病理学者たち。
しかし研究失敗の動物たちが襲ってきて、獣医病理学者は自らを犠牲にし、血清を仲間に託します。
動物は死んでおらず、実は、人間を不妊させるためのウィルスでした。
地球を動物に帰す、という目的だったのです。
血清を獣医病理学者の娘に届けた仲間たち。
数年後、最後の世代の子供の小学校卒業式。
チームの大柄黒人ハンターと女性傭兵の間に生まれた子の卒業式。
メンバーとは何年も遭っていないとのこと。
一人の金髪娘が現れます。
その女性は獣医病理学者の娘でした。
そして、父は生きており居場所を知っている、と黒人ハンターに伝えてエンディング。
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というか、もう少し、動物vs人間をクローズアップしたほうが面白いと思うんですけど、特にこのシーズン2では、人間模様を軸に描いた感が強いです。
『24』みたいにすぐ裏切り者が出たり、死んだと思っていた人が実は生きていたり、ストーリー行き詰ったと思うと身内の家族が登場して怪しまれたり。
本作でいうと、DNAが実は三重螺旋で、現在は一本が眠っている状態、というのは何となく信憑性があるんですけど、いくらなんでも人間だけを不妊にさせるウィルスというのはちょっとムリがあると感じました。
そして、最終話で死んだと思われた獣医病理学者が実は生きているというエンディングも、いくらなんでもやり過ぎでしょ、と 笑。
物語は決して終わらず、シーズン2を想定したエンディングという意味ですね。
シーズン3を見越したエンディングで、どうやらシーズン3はCBSで放送されたっぽいですね。
去年、今年と年末を股にかけての放送だったので、シーズン3が日本で観られるのはひょっとすると今年の年末なのでしょうか。
一応、楽しみにしておこうとは思っています。
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