警察署長ジェッシイストーンのあらすじネタバレ感想
wowowで放送された『警察署長ジェッシイ・ストーン』シリーズ全7話を鑑賞しました。
後から知ったのですが、「警察署長ジェッシイ・ストーン」が付かない初期作品もあったのですが、それは未視聴です。
というか放送されたのかもわかりません 笑。
巨匠ロバート・B・パーカー原作ということで、このシリーズは読んだことありませんが、ジャックスペンサーシリーズは猛烈に読んだ時期があったので楽しみに視聴しました。
あらすじは、田舎町の警察署長の物語です。
全7話あるので細かなあらすじは割愛しますが、ロス市警を飲酒問題でクビになり、田舎町の警察署長に雇われますが、これは町の権力者たちが簡単に言いなりになるだろうとの思いからでした。
州警察の友人とも交流を深めますが、あるエピソードで彼が撃たれてしまうこともありました。
また、田舎町だけあって、警察といえど部下はたったの2人、うち1人はおばちゃん警官です。
ちなみに3人が3人とも警察を辞めるというエピソードも。
田舎町の警察って、なんだかバイト感覚というか、特別な職業ではない、というのがよくわかるエピソードです。
前編にわたって登場するマフィアのボスとは適度な距離を保った良い関係だったり、元犯罪者の中古車店オーナーが犯人になるエピソードなども。
なんというか、ロバート・B・パーカーのクールな小説をそのまま映像化した、という感じです。
小説を読んだことがある人ならわかると思うんですが、セリフは少ないものの機知にとんだ会話が頻繁に出てきます。
が、小説だとカッコイイセリフも、映像化するとなぜかぎいこちない会話になってしまうんですね。
また、主人公は酒を愛し、たまに女性も抱く、クラシックを聴くなど、いかにもパーカー作品の主人公といった生活スタイルですが、やっぱり映像化すると多少ぎこちなさを感じてしまいます。
とはいえ、原作者をリスペクトするような作りは見事だと思います。
『警察署長ジェッシイストーン』、夜、バーボン片手に心静かに観るのがオススメなシリーズですね。
昨年末には3年ぶりとなる続編も放送されるというニュースが流れたのですが、無事放送されたんでしょうか。
是非この続編も見てみたいです。
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