BOSCH/ボッシュ シーズン4のあらすじネタバレ感想
アメリカのドラマ『BOSCH/ボッシュ』シーズン４全10話を見終えました。
キャストも引き続いていて時系列もそのままなので、できればシーズン１から3までを観てから、このシーズン4を観ることをオススメします。
◆BOSCH/ボッシュ シーズン4のあらすじネタバレ
あらすじは、LA市警の刑事のお話。
前作の最後で、母親殺しの真犯人が警察委員会の委員長である目星をつけたボッシュですが、そのまま3ヶ月が経過。
彼を尾行し潜入したパーティで知り合いに見つかり、バーで会話。
その頃、市警の刑事の虐待事件を裁判に持ち込もうとした弁護士がケーブルカーの山頂駅で射殺されます。
市警本部長アーヴィングは特捜班のリーダーにボッシュを命じ、４人の刑事や警官とともに捜査に当たらせます。
市警による黒人虐待としてLAは暴動発生寸前。
殺された弁護士が不正追求しようとしていた刑事が容疑者と疑われるも、ボッシュの仲間であり、彼は黒人容疑者を暴行したことは認めたものの、弁護士殺害は自分でない、とボッシュに告げつつ、逃走。
その頃ボッシュの元妻エレノアはFBIの仕事で中国マフィアの裏カジノに潜入し、仲間内の暴行現場を目撃。
後日、ボッシュとエレノアはカフェで話し込み、そしてバイクに乗った二人組がエレノアを射殺。
一時は荒んだ娘の心も、優しいボッシュの気遣いで次第に回復。
前作からの謎の人物、自転車に乗った「コリアンストリートキラー」が轢き逃げで死亡。
逃亡していた容疑者刑事は包囲され自殺寸前、ボッシュに説得され身柄確保。
しかし彼の自宅で見つかった銃が弁護士殺害の条痕と一致し逮捕されるが、彼は変わらず否認。
殺害現場の銃弾がすり替えられたと考えたボッシュは、証拠品置き場の監視カメラから、同じ特捜班の白人女性刑事が持ち去ったことを突き止めます。
ひょんなことから轢き逃げで死んだ男がコリアンストリートキラーだったことが判明し、おとぼけ刑事コンビの手柄に。
ボッシュは妻殺しの犯人を追い、中国マフィア絡みを捜査し、聞き込み中にバイクの二人組を発見し、一人は射殺、一人はバイクで逃走。
ボッシュたちは白人女性刑事から事情聴取し、容疑者刑事は釈放、彼女は警察委員長が弁護士を射殺したと証言。
警察委員長は弁護士に情報を流し、彼が受け取るであろう多額の示談金の一部を受け取る予定だったものの、弁護士が正義に目覚めたから、とも。
彼女は警察委員長に脅され、コマの一人に過ぎませんでした。
しかし、殺害当日はボッシュが母親殺しの犯人と考え、委員長を個人的に監視していたためアリバイがあります。
現場を丹念に調べると、殺害現場と監視していたホテルには地下の抜け道があることが判明。
元妻を撃って逃走中の犯人の居場所が判明し急行するも、FBIと協力して彼らを追っていたという中国警察の男が射殺済で、中国警察の男は直後に飛行機で出国し、寸前で逃げられてしまいます。
実際は秘密警察のようなところに属しており、中国マフィアとFBIに捕まらせたくないため、射殺、出国したのでした。
しかも彼は大物の息子で手を出せない、と言うFBI指揮官を殴るボッシュ。
捜査室に戻ったボッシュは死んだ弁護士の指輪（のような器具）を使って、コインに挟まれたUSBメモリを発見。
それこそ、弁護士が最後の切り札として隠し持っていたもので、黒人を暴行した隠し監視カメラの映像でした。
ボッシュはそのUSBを、裁判を引き継いた弁護士に渡すのでした。
そして今回の事件と母親殺しの犯人として、彼と個人的に対峙しようと行動します。
女性刑事の携帯を使って抜け道に委員長を呼び出し、抑え込み、全てを自供させます。
そこに捜査仲間も追いついてきて、委員長は不法捜査で自供は証拠にならないと喚くも、捜査仲間は聞く耳持たず、委員長は逮捕されました。
後日、娘と一緒にグランドキャニオンみたいな峡谷から、母の遺灰を撒いてエンディング。
◆BOSCH/ボッシュ シーズン4の感想
相変わらず見入ってしまう面白さでした。
あらすじには書かなかった市警本部長と市長の政治的駆け引き、市警本部長と黒人デモ隊との駆け引き、元妻の旦那と中国マフィアと繋がりなど、見どころ満載です。
しかし淡々と静かに進んでいく流れで、よくあるジェットコースター的進行とは真逆なところが素敵なドラマです。
前作からの謎だったコリアンストリートキラーが、本編に関係なく死んでしまったのが数少ない不満といえば不満かも。
それにしても元妻があっさり殺されてしまうとは。
母親殺しの犯人も捕まり、これまでのすべての伏線を回収したので、完全に終わりらしい終わり方でした。
しかし、好評ゆえに、次作『Bosch/ボッシュ』シーズン５が決定しています。
また楽しみに待ちたいと思います。
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