アウトレイジ 最終章のあらすじネタバレ感想
映画『アウトレイジ 最終章』を鑑賞しました。
北野武主演・監督作品の『アウトレイジ』シリーズ三部作の完結編です。
1作目、2作目と繋がっているストーリーなので、1作目から観たほうが圧倒的に楽しめます。
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◆アウトレイジ最終章のあらすじネタバレ
前作で刑事を射殺した後、在日マフィアの力を借り、韓国の済州島で逃亡生活を送っていた北野武。
舎弟のように慕ってくる大森南朋ともに、シマを仕切っています。
ある日、韓国逃亡のきっかけでもあった、大阪の花菱会の幹部、ピエール瀧が済州島のホテルで風俗嬢に暴行。
北野武らが出向くと詫びを入れ、200万円を払うことで話はついたものの、ピエール瀧は支払わずに帰国し、残った部下は殺されます。
在日マフィアとの関係を知ったピエール瀧は、幹部の西田敏行に叱責され、東京の在日マフィア会長のもとへ謝罪に。
3千万円を持っていったものの、プライドを傷つけられただけで追い返されます。
次は1億円を持参し幹部の西田敏行も同行し、辛うじて詫びを受け入れてもらえることに。
花菱会は大杉漣が新会長となっているも、元証券マンで娘婿という立場だったことから、西田敏行ら一部の幹部から軽視されていました。
そのことを日頃から不満だった大杉漣は、在日マフィアの仕業と見せかけ、西田敏行を始末するよう指示。
しかしそれを知った西田敏行は、新会長に復讐すべく一部幹部を味方にし、殺されたことにして水面下で行動することに。
在日マフィアはそれらの画策を知り、一門の若い衆が大杉漣を襲撃させたり、報復で多くの在日マフィアの若い衆が死んだり。
済州島の北野武は、恩人のマフィア会長が狙われ、狙ったのは天敵でもある花菱会と知り、怒り心頭で帰国。
まずは花菱会東京の組員を殺害。
そして水面下で行動していた西田敏行と共闘することに。
花菱会のパーティ会場に死んだはずの西田敏行が現れ、自分への襲撃は大杉漣会長の差し金だった、と多くの組員たちの前で告白。
そこに乱入した北野武と大森南朋はマシンガンを連射して組員たちを一掃。
偶然、パーティに居合わせなかった大杉漣でしたが、北野武たちにあえなく捕まり、砂利道に首だけ出して埋められ、轢き殺されます。
北野武は直後にピエール瀧にも復讐。
西田敏行は花菱会の会長に就任。
復讐を終えた北野武は、大森南朋を済州島へ帰らせます。
残った北野武は、もう一つ恨みを持つ、山王会にも復讐を果たします。
北野武の暴走を止めるべく、マフィアの幹部、白竜から済州島へ戻るよう促され、最後の頼みとして、子分だった中野英雄を殺したヒットマンへの粛清をお願いします。
承諾する白竜は、北野武に銃口を向けます。
彼はマフィア会長から、暴走しすぎたため北野武を殺すよう命じられてきたのでした。
しかし北野武は、あなたが手を汚す必要はない、と言って、自ら銃を顎から頭に向けて撃ち抜き、エンディング。
◆アウトレイジ最終章の感想
北野武のバイオレンス真骨頂、みたいな映画シリーズでした。
まぁ、最後は「たぶんそうだろうなぁ」と思っていた通り、自ら命を絶って終わりました。
義理と人情を重んじる、昔気質の不器用な男、を体現してました。
あそこまで多くの人を、残虐な方法で殺したんだもん、逃げようが無いですし。
バラエティなどで、さらなる続編、みたいなことを口走ってますが、さすがにあの終わり方で続編はムリでしょう。
とはいえ、三部作以前のストーリー、なんてことであれば、可能かもしれませんが。
『アウトレイジ 最終章』、ついに終わったなぁ、という心地よいというか、終わりらしい終わり方で良かったと思います。
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